犬のフィラリア予防には
薬は必要なのでしょうか?
もしも予防薬を使用したい場合、
どのくらい料金がかかるのでしょうか?
この記事では
犬のフィラリア予防に薬を使う意味や
予防薬の値段などについて詳しく紹介していきます。
目次
犬のフィラリア予防に薬はいらない?【使用する意味】
犬のフィラリア予防には
薬は本当に必要なのでしょうか?
一般的には
犬がフィラリアにならないために
予防法として注射や薬を用いることが勧められています。
しかし、
実際フィラリアの薬は
効果が持続する予防薬というよりも、
与えたときだけに効く「駆除薬」とも言われています。
蚊が出始めてから1か月後に飲み始め、
いなくなった1か月後まで飲むのは
犬の体内に寄生虫が入ってしまった場合
成長途中の幼虫が成虫になる前に駆除するためです。
では幼虫が体内に入ってから
薬を飲めばいいと思うかもしれませんが
初期症状がないため、
寄生されたかどうかに気が付くことは難しいでしょう。
何かしら体に異変が出てきたときには
すでに体内で成虫となり手遅れになります。
そのため、
正しい量や方法で
予防薬を使用することが勧められています。
犬のフィラリア予防薬の値段
犬のフィラリア予防薬には
- 飲み薬(錠剤、チュアブル)
- スポット
- 注射
この3つのタイプから選ぶことができ、
それぞれ値段に違いがあります。
また、
犬の体重によって変動があり
重ければ重いほど料金は高くなります。
犬のフィラリア予防薬の値段【飲み薬】
飲み薬の中でもチュアブルは
最近主流となってきており、
犬の食いつきが良く、与えやすいとされています。
一粒辺りの値段は
500~3000円前後が相場です。
5キロ以下であれば500円~1000円、
50キロを超えてくると3000円前後はかかるでしょう。
飲み薬は毎月1回、同じ日に投与する必要があります。
犬のフィラリア予防薬の値段【スポット】
スポットタイプは首筋に垂らすことで、
効果を発揮させるものです。
飲み薬が飲み込めない犬や
注射が苦手な犬でも問題なく予防できます。
値段はおおよそ1本あたり
1200~4500円前後で体重によって異なります。
犬のフィラリア予防薬の値段【注射】
注射薬は1回の注射で
半年効果があるものと
1年効果があるものと2種類あります。
値段は他のものと同様で
体重によって変わってきますが、
およそ4500~9000円前後です。
まとめ
犬のフィラリア予防に
薬はいらないと思いますか?
犬のフィラリア予防は
飼い主の責任のもと任され、
予防するには定期的に行う必要性があり
料金的には決して安いものではありません。
しかし、
犬がフィラリア症になったと知った時には
既に体内で成虫となり手遅れになります。
飼い主としてできる限り対策をし、
予防方法は獣医師に相談の上行うことをおすすめいたします。