知っている方も
初めて聞いた方も
犬好きには是非知ってもらいたい
犬の資格の1つです。
この記事では
ハンドラーとは何か?
どんな犬の資格なのか?
について解説していきます。
※ショーハンドラーについても詳しく解説しています。
目次
ハンドラーとは何か?
ハンドラーとは
「導き手」という意味です。
犬のハンドラーと呼ばれる職種には
- 訓練士
- 調教師
- 救助犬
- 探知犬
- ショーハンドラー
といった上記のような
犬に携わり、
犬を扱う仕事のことを指します。
ショーハンドラーとは?
ショーハンドラーとは
ドッグコンテストや
ドッグショーなどに出場する犬の
調教師のことをいいます。
ショーハンドラーになるための
専門学校などはありません。
そのため
ペットシッターや
ドッグトレーナーなどで
犬に関する知識や技術を学ぶ方や、
犬のしつけ教室で実践的に犬の訓練法を学ぶ方もいます。
ショーハンドラーの役目とは?
ショーハンドラーの一般的な役目は
ドッググショーに出場する犬に
賞をとらせるための歩行トレーニングや
審査のアドバイスを行うことです。
ドッグショーの
審査のポイントとしては
- 犬種のタイプ
- 犬質のクオリティー
- 犬の精神的・肉体的な健全性
- サイズ感のバランス
- コンディション
- 歯のかみ合わせ
- 飾り毛
- 性格、キャラクター など
さまざまな分野から
犬の採点を行います。
犬の見た目に関する
美の採点だけではなく、
リング内をラウンドする歩様審査も行われます。
この歩様審査で
ショーハンドラーが犬を引いて
場内を歩く役目をし、
犬の特徴をうまく引き出し、
審査員に対してアピールすることが
ショーハンドラーとしての技術採点に大きく関わってきます。
ショーハンドラーには資格があるの?
ショーハンドラーという仕事は
資格がないとできない
というわけではありません。
しかし、
一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)では
公認ハンドラーの資格を設けており、
JKCの会員に登録から1年以上経過することで
資格試験に挑戦することが出来ます。
資格は5つの段階に分かれており
- ハンドラー師範
- ハンドラー教士
- ハンドラーA級
- ハンドラーB級
- ハンドラーC級
技術と経験のレベルによって
資格の級が異なります。
ショーハンドラーとして
プロを目指す方には
知識や技術を学ぶために
資格が必要となるでしょう。
ショーハンドラーの資格【ハンドラー師範】
ハンドラーの資格として
もっとも上の位にある師範は
年齢が55歳以上であり、
教士経験10年以上経過し、
理事会の承認を得てその資格が認められます。
ショーハンドラーの資格【ハンドラー教士】
ハンドラー教士になるためには
満30歳以上で
A級取得から5年以上経過し、
モデル犬3頭による
実技試験を合格した者に
その資格が与えられます。
ショーハンドラーの資格【ハンドラーA級】
ハンドラーA級になるためには
B級取得から3年以上経過し、
モデル犬3頭による
実技試験を合格した場合に認められます。
ショーハンドラーの資格【ハンドラーB級】
ハンドラーB級になるためには
C級取得後2年以上経過し、
モデル犬2頭による実技試験に
合格した場合に資格が取得できます。
ショーハンドラーの資格【ハンドラーC級】
ハンドラーC級になるためには
JKCの会員から1年以上経過した
18歳以上の者が
ハンドラーC級の資格に
挑戦することが出来ます。
モデル犬1頭による実技試験あり、
規定に合格するとその資格が認められます。
まとめ
犬のハンドラーとは
どのような職業なのか、
ショーハンドラーには
どんな資格があるのかなど、
この記事を見たことで
関心を持っていただいたり、
多くの人に知ってもらう
きっかけになれば幸いです。
興味のある方は一度、
ドッグショーなどで
ショーハンドラーの活躍する姿を
是非ご覧になってみてください。