フーっと鼻息を立てる音。
何か理由があって
犬はため息をしているのでしょうか?
この記事では
犬のため息の意味を
わかりやすくまとめていきます。
犬のため息、その意味とは?
犬のため息には
さまざまな意味が含まれています。
犬の体勢や様子を観察しながら、
犬がどんな気持ちでため息をしているのか
考えてみましょう。
- 満足したとき
- 不満があるとき
- 病気のサイン
犬のため息の意味【満足の場合】
犬は満足をしたときに
ため息をする場合があります。
その時の犬の様子は
ゴロゴロと寝そべっていたり、
目を閉じていたり
リラックス状態になっているときが多いです。
例えば、
日向ぼっこをしていて
ウトウト気持ちいいな~というときや、
お腹いっぱい食べて
満足した~なんてときにも、
フウーっと
幸せを意味するため息をするのです。
犬のため息の意味【不満の場合】
犬は不満があるときにも
ため息をすることがあります。
その時の様子は
リラックスした状態ではなく、
立ったままが多いでしょう。
また、
横目でチラッと
こちらを見てくるかもしれません。
「私は不満があるんだ」と
犬なりにアピールしているのです。
例えば、
散歩に行けない時、
構ってもらえない時、
居心地が悪いとき、
お腹が減った時など
そのときの犬の気持ちによって
理由はさまざまです。
犬も人間と同じように、
ため息をすることで
ストレスを発散しているのかもしれません。
犬のため息の意味【病気の場合】
犬のため息は
病気のサインであることもあります。
たまにしていたため息ではなく、
以下のような症状が出ている場合には
注意してください。
- 頻繁にため息をしている
- 咳が出る
- 呼吸がゼイゼイしていて苦しそう
このような症状が出ている場合、
- フィラリア
- 心臓の病気
- 気管虚脱
の可能性があるのです。
また、
- ため息ばかりつく
- 表情が暗い
- 目に力がない、淀んでいる
などの症状の場合は
うつ病などの精神疾患である場合もあります。
どちらの場合にも
異変を感じられたら、
早めに動物病院へ
愛犬を診察してもらうようにしてください。
犬がため息をついたときの対処法
まずは
犬がどんな気持ちで
ため息をしているか、
読み取ってあげましょう。
満足した時のため息であれば
見守ってあげるだけで大丈夫です。
しかし
何か不満があるため息の場合、
遊んであげたり、
散歩に連れ出してあげたりと
犬の気持ちに寄り添って
出来る限りのことをしてあげるのが大切です。
犬のため息がおさまらなく、
いつもと様子が違う場合には
獣医の診察をお勧めします。
まとめ
犬のため息はただの鼻息ではなく、
そこに込められた意味がありました。
だから決して
ため息だからと軽く考えず、
毎日の様子の変化に気が付いていけると
病気へ早急に対処できたり、
犬と飼い主との信頼関係が築いていけることでしょう。
あなたの愛犬は
どんな様子で
ため息をついていますか?