もしも柴犬に
メロンを食べさせていい場合、
どのような状態で食べさせるべきか?
メロンの種やわたの部分は
柴犬に食べさせても大丈夫なのか?
この記事では
柴犬にとってのメロンの適正量や
柴犬にメロンを与える際の注意点についても
わかりやすく、そして詳しく解説していきます。
目次
柴犬にメロンを食べさせてもOK?
結論からいうと
柴犬にメロンを食べさせることはOKです。
メロンのおよそ87%は
水分からできています。
そして、メロンの栄養成分は
- カロテン
- ビタミンC
- ビタミンB1
- ビタミンB6
- カリウム
- マグネシウム
- カルシウム
- 葉酸
- 食物繊維 など
このように、
栄養素がバランスよく含まれているため
柴犬にとっても、魅力的な食材です。
柴犬の夏バテ防止にもなりますし
柴犬が食欲不振になってしまったときにも
メロンは効果を発揮します。
ただし、
メロンは糖分が非常に高いため
柴犬がメロンを食べ過ぎてしまうと
肥満の原因につながってしまいます。
柴犬にとってのメロンの適正量は?
犬にとってのメロンの適正量は以下の通りです。
- 超小型犬の場合で10g
- 小型犬の場合で20g
- 中型犬の場合で40g
- 大型犬の場合で50~60g
※初めてメロンを与える時には
少量から与えるようにしましょう。
柴犬にメロンを与えすぎると危険?
柴犬にメロンを与え過ぎると
肥満の原因にもなりますが、
他にもデメリットがあります。
メロンは水分豊富なうえに
体を冷やす性質があるため、
メロンを食べ過ぎた柴犬は
便が緩くなったり下痢をする可能性があります。
また、
カリウムも豊富に含まれていますので
柴犬が一度にメロンを大量に食べると
利尿作用によってお漏らしをすることもあります。
柴犬にメロンを与える際の注意点
柴犬にメロンを与える時の注意点は
以下の2つ挙げられます。
- 消化に優しくすること
- アレルギーに気を付けること
メロンの注意点①【消化に優しく】
メロンは基本的に
消化に良い食べ物です。
しかし、
大きめに切ったメロンを
柴犬が丸呑みしてしまった場合は
喉に詰まらせてしまうリスクがあります。
そのため
柴犬にメロンを与える際は
細かく刻んだメロンを与えるようにしてください。
そうすることで
柴犬が喉を詰まらせるリスクを回避でき
また、消化もしやすくなります。
もう1つ注意点ですが
柴犬にメロンを与える際は
メロンの種やわた、皮の部分は
必ず取り除いてください。
この部分を柴犬に与えてしまうと
柴犬は消化ができないため
柴犬の胃腸内が傷つく恐れがあります。
メロンの注意点②【アレルギー】
メロンはアレルギー性は低いものの、
稀にアレルギーを引き起こす柴犬もいます。
アレルギー症状としては
- 体の痒み
- 湿疹
- 目の充血
- 嘔吐
- 下痢
- 皮膚の腫れ
- 毛が抜ける
- 元気がない など
このような異変がみられた場合には
アレルギーが疑われますので
動物病院へ連絡し受診しましょう。
まとめ
柴犬にメロンを食べさせることはOKです。
しかしメロンは水分が多く高カロリーなため、
柴犬に与えすぎると体調を崩すリスクがあります。
また、肥満の元となるので、
適正量与えるようにしましょう。
柴犬の胃腸への負担を考えて
安全に食べられる形状にしてから
与えるように工夫することも必要です。
おやつやご褒美のお楽しみの品として
柴犬にメロンを与えてみるのも
たまにはいいかもしれません。