老犬の夜泣きで
毎晩悩まされていませんか？
なぜ老犬が夜泣きをするか？
一体何が原因なのでしょう？
老犬が夜に鳴いたときには
どうしてあげたらいいのか？
この記事では
老犬が夜泣きをする原因や
そのときの対策についてご紹介していきます。
犬の夜泣きの原因【老犬の場合】
犬の夜泣きの原因ですが
犬の成長によって原因が異なります。
老犬と呼ばれる時期は
７歳以降の犬のことをさし、
主に3つのことが原因だと考えられています。
- 痴呆(認知症)によるもの
- 身体的の痛みによるもの
- 不安によるもの
痴呆(認知症)による老犬の夜泣き
犬も年を取ると
人間にもあるように
神経や脳などの精神疾患を
患うことがあります。
特に痴呆(認知症)になると、
昼夜の逆転や精神不安によって、
夜鳴きをする犬が多くみられます。
痴呆(認知症)による老犬の夜泣き対策
痴呆(認知症)による原因の場合には
獣医の診断を受けることをお勧めします。
犬の症状によってですが
主な治療法としては
- 抗うつ剤
- 抗精神薬
- 抗てんかん剤
- 睡眠薬
などの薬を処方されることが多いです。
この投薬は
犬をゆっくり休ませてあげることが
目的になります。
薬を与えることに
抵抗がある方もいるかとは思いますが、
体力も衰えている老犬が
一晩中起きている方が
肉体的にも精神的にも辛い場合もあります。
獣医に納得するまで
相談されるとよいでしょう。
身体的痛みによる老犬の夜泣き
身体的痛みによる夜泣きは
関節が痛くなったり、
どこかしらの痛みを訴え
夜泣きをしている場合があります。
犬も人間と同じように
歳を重ねるごとに
関節が弱くなっていくのです。
また
寝返り打つ体力がなく、
同じ姿勢で寝ていると
血流が悪くなって
痛みを訴えていることもあります。
身体的痛みによる老犬の夜泣き対策
まずは
老犬が痛がっている部分を
優しくさすってあげましょう。
寝返りが出来ない場合には
体制をゆっくりと変えてあげてください。
犬の場合にも
コンドロイチンなどの
サプリメントがあり、
効果があるとされています。
獣医に相談して、
適切な治療を進めていきましょう。
不安による老犬の夜泣き
犬も年齢を重ねると
目が徐々に見えなくなったり、
耳が聞こえにくくなる場合があります。
以前見えていたものが
見えない、聞こえない
となったその状況に
犬が不安でたまらなくなり、
夜泣きをしてしまうのです。
不安による老犬の夜泣き対策
まずは
老犬の不安になっている気持ちを
和らげてあげることが大切です。
優しく老犬の頭をなでて
そっと名前を呼んであげましょう。
ここであなたの気持ちが
イライラとしていると
犬に伝わってしまいますので、
ゆったりとした落ち着いた気持ちで
接してあげてください。
また、
人間と犬が同じ部屋で寝ると
近くにいるのを感じられ
安心できて夜泣きがおさまる
といったこともあるようです。
まとめ
老犬の夜泣きの原因について
悩まれていた方が
少しでも不安な気持ちが解消され
対策を行ったことで改善された生活が
送れることを願っています。
お互いにストレスを溜めないように
家族だけで抱え込まず、
困った時には獣医に相談しましょう。
