犬の夜泣きの原因と対策【成犬編】

犬(成犬)が夜泣きしているのは
何が原因なのかをご存知ですか?

 

犬も人間も
夜はぐっすりと休みたいものです。

成犬の夜泣きが
あまり長く続くようでしたら心配ですし、
お互いにストレスにもなります。

 

そこでこの記事では
成犬の夜泣きの原因と対策について
まとめていきます。

 

犬の夜泣きの原因とは?【成犬の場合】

犬の夜泣きの原因は
犬の成長段階によって原因が異なります。

成犬と呼ばれる時期は
12ヶ月~7歳までのことをさします。

その成犬の夜泣きについて
主に2つのことが原因だと考えられています。

  • 運動不足によるもの
  • 発情期によるもの

運動不足による成犬の夜泣き

成犬の時期は活発で
最も運動量が必要になります。

犬種によっても
必要な運動量はさまざまですが、
運動欲求が発散できてないと
ストレスが溜まります。

そうすると
夜になっても落ち着かず、
寝ても起きだしてしまったり、
夜泣きをしてしまいます。

運動不足による成犬の夜泣き対策

運動不足が原因となり
成犬が夜泣きをしている場合には、
その成犬がどのくらいの
運動量を必要としているか

把握しておくことが大切です。

成犬の体力が有り余らないように
運動させてあげることで
良質な眠りへと繋がります。

その方法でしか犬の運動不足を
解消してあげることができません。

 

1日1回の散歩だったのを
2~3回へ増やしたり、
広い公園やドッグランなどで
思いっきり走らせて遊んであげると体力を消耗します。

 

しかし、雨で家から出られない、
休日以外は一日に何回も散歩に行けない
という方には
家の中やケージなどで休ませているときに
知育トイを使ってみるのも有効的です。

 

知育トイはなめたり転がすと
角度によっておやつが出てくる
仕掛けになっており、

夢中になってやるので
身体を動かしてなくとも
頭を使うことで疲れ、
良い眠りへつくのに効果があります。

発情期による成犬の夜泣き

成犬の時期でしか見られない
そして、成犬の夜泣きで
もっとも多い原因とされるのが
発情期によるものです。

 

基本的に
オスには発情期はありません。
メスには年に2回の発情期があります

 

メスのフェロモン
約半径2kmの範囲に届くため、
一緒に飼っているメスがたとえいなくとも
嗅覚でオスは反応します。

なので、
オス自体が発情してるのではなく、
メスのフェロモンの匂いを感じとって
興奮して夜泣きするのです。

 

そのため
周辺にいるメスの発情期が終わるまで
オスの夜泣きが続く可能性があります。

発情期による成犬の夜泣き対策

発情期は本能的なものなので、
制御をすることは非常に難しいです。

ましてや、半径2kmまで届く
メスのフェロモンが原因となると
どこの犬からなのかもわかりません。

 

対策としては
繁殖する予定がなければ、
避妊・虚勢手術を考えてみるのも
ひとつの方法です。

手術なので懸念される方が多いかと思います。

 

しかし、
メスでは子宮蓄膿症乳腺腫瘍
オスでは前立腺肥大などの
病気の発症を防ぐメリットもあります。

 

発情期による夜泣きがあまりにも続き、
犬や飼い主にとっても
ストレスとなるようであれば
獣医さんへ相談してみましょう。

 

最後に

成犬時期による夜泣きの原因
子どもから大人へと成長した証です。

犬種やメス・オスによっても
対策は異なりますので、飼われている犬が
どういったことが原因で鳴いているのか
理解してあげることで少しでも夜泣きが改善されることでしょう。

お互いにストレスなく、
眠りにつけますように。

 

 

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