犬の迷子札をご存知ですか?
犬の迷子札とは何か?
具体的にどんなメリットがあるか?
いったい何の役に立つものなのか、
よく分からない愛犬家も実は多いかと思います。
この記事では
犬の迷子札について
鑑札との違いも解説しながらまとめていきます。
犬の迷子札とは何か?
まず、犬の迷子札とは何でしょう。
迷子札について
辞書で以下のように示されています。
■迷子札(まいごふだ)
迷子になったときの用心として、
名前や住所を記して犬につけておく札のこと。
つまり犬の身分証明書のようなもので、
飼い主が犬を探す意思を示すこともできます。
犬の迷子札があることで
愛犬が迷子になってしまったとき、
見つけてくれた人が
飼い主へ連絡をとることができるため
とても役に立ちます。
犬の迷子札に載せたい情報
犬の迷子札に書いておくべき情報として、以下の内容がオススメです。
- 飼い主と連絡がとれる連絡先
- 飼い主の名前(苗字)
- 愛犬の名前
犬の迷子札はどこにつけるべき?
犬の迷子札は
愛犬のどこにつけるのが最適でしょうか。
意外と多い意見は
いつも使用している
犬の首輪につける方法。
しかし、考えてみてください。
犬が迷子になる時は
普段の生活で目を離した隙だったりします。
- 散歩中に首輪が抜けてしまった
- 自宅で首輪をつけていない状態で外へ出てしまった
- 庭にいるとき首輪がちぎれてしまった
万が一にそなえて、
迷子札をつけている首輪には
リードをつけない方が良いです。
そして自宅や庭であっても
迷子札をつけた首輪をつけておきましょう。
犬の迷子札は、鑑札と何が違うの?
犬の迷子札は、
鑑札と何が違うのでしょうか?
鑑札について
辞書では以下のように示されています。
■鑑札(かんさつ)
生後91日以上の飼い犬に
市区町村で登録することが義務付けられ、
その際発行されるもの。また、登録番号が記載されていている為、
迷子になっても登録番号から、
確実に飼い主の元に戻すことができるもの。
行政は鑑札をつけた犬を保護した場合、
飼い主へ連絡することが義務づけられています。
つまり犬の鑑札は
行政が犬を保護した際に
野良かどうか判断し、飼い主へ連絡してくれるものです。
犬の迷子札は、
行政以外の人が犬を保護した際、
連絡してくれる可能性が高まります。
ここで注意点があります。
例えば、鑑札をつけずに、
迷子札のみ装着している犬を
行政が保護した場合は、
行政は飼い主を探す義務はありません。
その為、鑑札と迷子札を
両方つけておくのが最善といえるでしょう。
最後に
犬の迷子札とは何か?
その意味やメリットについて
鑑札との違いも解説しながらまとめました。
愛犬が、いつどのタイミングで
迷子になってしまうか分かりません。
不安な愛犬家の方は
犬の迷子札をぜひご活用ください。
犬の迷子札を使用するときの注意点は
文字がちゃんと確認できるのかチェックすることです。
例えば、ずっと同じ迷子札をつけていると
劣化して文字がかすれて、読めなくなってしまうことがよくあります。
一度つけたからと安心せず、
時々、犬の迷子札の文字を確認することも大切です。