犬が鼻を鳴らすのを
聞いたことがありませんか？
- クゥーン
- フン
- ゴー
などと
犬の鼻を鳴らす音は
犬によってさまざまですが
犬はよく鼻を鳴らす行動をとります。
この犬の鼻を鳴らす行動には
何か意味があるのでしょうか？
どんな気持ちで犬は
鼻を鳴らしていると思いますか？
この記事では、
犬が鼻を鳴らす理由について
詳しくまとめていきます。
犬が鼻を鳴らす理由
犬によって鳴き声に
それぞれ声の違いがあるように
犬の鼻の音にも違いがあります。
さらに犬の鼻の音は
毎回同じ音ではなく
目的や、気持ちによって
出す音が変わります。
だからこそ
犬が鼻を鳴らす行動をとった時は
犬の気持ちを理解するチャンスにつながります。
基本的に犬同士では、
鼻を鳴らすことで
コミュニケーションをとります。
そして犬同士ではなく
犬が人間とコミュニケーションをとりたい時にも
犬は鼻を鳴らすことがあるのです。
そうです。
犬は鼻を鳴らすことで
人間に対して、
何かしらの思いを伝えたい
と考えてることがあります。
犬が鼻を鳴らす音について
犬が鳴らす鼻の音には
大きく分けて3つの種類があります。
- 高い音
- 低い音
- 鼻息、ため息のような音
犬の鼻の音【高い音】
「キューン」や
「クンクン」などと
犬が高い音で鼻を鳴らしているときは
何かをおねだりしている可能性が高いです。
- おやつがほしい
- かまってほしい
- お散歩に行きたい
などと、あなたにお願いしているのです。
愛犬の可愛い鳴き方に
ついついお願いに応えたくなりますが、
そこは我慢してください。
犬の要求通りに応えてしまうと
犬は「クンクン」と鳴けば
何でもしてくれるんだと
勘違いしてしまいます。
こうなると、
飼い主と犬との立場が逆転してしまい、
要求がどんどん
エスカレートしていきます。
「何度要求されても無視すること」
これが一番効果的な対応なので、
犬が諦めるまでグッと堪えてください。
また、
寂しい時や
不安を感じている時にも
犬は高い音で鼻をならすことがあります。
しっぽの状況なども確認して
愛犬の気持ちを理解してあげてください。
犬の鼻の音【低い音】
犬が鼻を低い音で
「ブーブー」や「グー」など
鳴らしているときは
興奮して鼻息が荒くなり
音が鳴ってしまっている時が多いです。
しかし、
注意していただきたいのが
犬が低い音で鼻を鳴らす場合、
気道が狭くなる病気や
鼻腔狭窄、逆くしゃみという
勢い良く息を吸い込もうとする
症状である可能性も考えられます。
愛犬が日頃の様子と違うときには
動物病院で見てもらうことをおすすめします。
※短吻種と呼ばれる鼻が短い
パグやブルドックのような犬種は
普通に呼吸するだけで
ブーブーと鼻が鳴ることがあります。
犬の鼻の音【鼻息、ため息のような音】
鼻息やため息のような
「フンッ」という鼻の鳴らし方は
人間と同じくため息のように
不満を表すときに鳴らす場合と、
気持ちを落ち着かせるために
深呼吸をしてる場合とがあります。
なんか、可愛いですよね(*^^*)
そのときの犬の状況によって
どちらの気持ちに属しているのか
推測してみましょう。
また、
犬種によっては
鼻水が溜まりやすく、
フンッと鼻を鳴らすことで
鼻の通りを良くしようと
している場合もあるようです。
もしも犬が鼻づまりをして
苦しそうにしていたら
こちらの記事を参考になさってください。
↓
犬が鼻づまりで苦しんでる！【鼻詰まりの原因と対処法】
まとめ
犬が鼻を鳴らす理由は
ひとつひとつ意味があって、
それは音によって判断できます。
その時の状況に応じて
犬の鼻の音や、様子などを確認し、
愛犬の気持ちを理解してあげることで
よりお互いの愛情が深まっていくことでしょう♪
