犬が一日に飲む水の量は
どのくらいがいいのでしょうか?
また、犬に水を与える時に
気を付けるべきことはあるのでしょうか?
この記事では
犬が一日に飲む水の適正量についてと
水の飲み過ぎには危険性があるのかなど
詳しくまとめていきます。
犬の体にも水分は重要?!その役割とは?
犬の体は人間同様、
60~70%が水分からできているため
水は欠かせないものです。
水分補給をすることは
- 体温の調節
- 栄養素の運搬
- 食物の消化
- 老廃物や毒素の排出
など体内の代謝に関わる重要な役割があります。
体内の水分量が15%失うと
命に落とすこともあるため、
こまめな水分補給が大切となります。
犬が1日に必要な水分量
犬が1日に必要な水分量は
体重によって適正量が変わります。
体重によっての水分量を算出する方法は
「体重(kg)0.75乗×132(ml)」と計算します。
例えば5kgの小型犬であれば
5×5×5=125√√×132=441
となりますので、
441ml前後が必要な水分量となります。
30㎏の大型犬ともなれば
1692ml前後の水分量が必要ということです。
しかし、
これはあくまで目安なので
必ずこの量を飲まないといけない
というわけではありませんし、
夏場の暑い時期には
それ以上必要な場合もあります。
犬へ水の与える時のポイントは?
犬へ水を与える時には
いくつか気を付けてもらいたいポイントがあります。
- 新鮮な水を与える
- 水の入れ物も清潔に保つ
- 常に水が飲める状態にしておく
- 常温で与える
- こまめに水を取り換える
犬に与える時は
常に新鮮な水を与えるように心がけましょう。
また、
決まった時間に置くのではなく、
いつでも犬が飲めるような環境にしておくことも重要です。
食事からも水分はとっていますが
ドライフードの場合で
その水分量は10%程度と
食事から補える水分量は僅かなものです。
よって、水からのこまめな水分補給が大切です。
犬が水を飲み過ぎると危険?【病気との関連性は?】
暑い時期や運動した後は
いつも以上に喉が渇くため、
水分量が多くなりがちです。
しかし、
異常に飲む量が多いのは
もしかしたら病気のサインや
体調不良である可能性があります。
水をたくさん飲む場合に考えられる病気は
以下のようなことが挙げられます。
- 糖尿病
- 腎臓疾患
- 肝臓疾患
- ホルモンの異常
- 尿崩症
- 風邪による発熱
異変に気が付くことができるように
日頃からどれぐらいの水を飲むか知っておくことが大切です。
日常と比較したときに
飲む水の量が増えてきたのが
3日以上続くような場合は
病気が疑われるので獣医師の診察を受けましょう。
まとめ
犬が一日に飲む水の適正量は
体重によって違います。
愛犬の適正量を正確に知っておき、
水分をしっかり摂れる環境を整えましょう。
また、
水を多く飲みすぎることは
体調不良の表れであることもあるため
飲んだ量をこまめにチェックするとともに
新鮮な水に取り換えるように心がけましょう。