ドライフードとは何かをご存知ですか?
どんな状態のフードを指すのでしょうか?
また、犬にドライフードを与えることに
どんなメリットがあるのでしょうか?
デメリットもあるのかどうか、
気になる愛犬家も多いかと思います。
この記事では
ドライフードとは何か?
いつから子犬に食べさせるべきなのか?
などなど、子犬のドライフードについて
初めて犬を飼った人でもわかるように簡単に紹介していきます。
目次
ドライフードとは何か?
ドッグフードは主に以下の4つの種類に分けられます。
- ドライフード
- ウェットフード
- セミモイストフード
- ソフトドライフード
「総合栄養食」としては同じ役割ですが、
この4つの違いはフードに含まれる水分含有量によって呼び方が変わっています。
「ドライフード」と呼ばれるものは
製品の水分が10%以下のフードのことで、
加工するときに加熱処理されて固形状になったものを指します。
ドライフードを与えるメリットやデメリット
犬の総合栄養食として
ドライフードが定着していった理由には
メリットやデメリットが様々あり、
次のようなことが考えられます。
子犬にドライフードを与えるメリット
子犬にドライフードを与えるメリットとして、以下の8つが挙げられます。
- 栄養バランスが良い
- アゴが鍛えられる
- 保存期間が長い
- 値段が安い
- 取り扱いが簡単
- 腹持ちがいい
- 歯垢がつきにくい
- 歯石の除去効果
子犬にドライフードを与えるデメリット
子犬にドライフードを与えるデメリットとして、以下の5つが挙げられます。
- 水分量が少ない
- カビが発生しないように12%以下の湿度に保つ
- 高カロリーのものが多いため肥満になりやすい
- ウェットフードに比べると嗜好性が劣る
- 歯が悪い犬や老犬向きではない
子犬のドライフードの選び方や与え方
ドライフードは年齢に合った与え方が必要です。
生まれたての犬に対して、
いきなりドライフードを与えても食べることができません。
ドライフードは成長段階に合わせた種類が豊富にあります。
その成長にあったものを選び、
必要な栄養を与えてあげるのが飼い主の役割です。
年齢に合わないドライフードを与えると、
きちんと成長しなかったり、
肥満の原因にもなることもあります。
いつから子犬にドライフードを食べさせるべき?
犬は生後1カ月頃には歯が生え始め、
離乳食が食べられる時期になります。
ドライフードを
子犬に食べさせるタイミングは
生後3~4カ月くらいを目安にしましょう。
ただし、月齢が達したからといって
ふやかしフード(離乳食)からいきなりドライフードを与えても食べてくれないでしょう。
ふやかしたフードから
ドライフードに移行する際は
フードの水分量を少しずつ減らしながらか、
ふやかしたフードにドライフードを混ぜて与える方法があります。
子犬によって違いもありますが、
およそ1週間から10日程かけてドライフードに移行していきましょう。
もしも移行中に
フードを食べなくなった場合には
食べていた状態までフードに戻し、
様子を見ながら徐々に進めていきましょう。
最後に
ドライフードは水分量が少ないことで、
保存がきいたり噛みごたえがあったりと
犬にとっても飼い主にとってもメリットは多いでしょう。
しかし、成長に合ったものでないと
そのメリットは最大限に活かされません。
特に成長期である子犬にとって食事は大切な時間です。
ドライフードに移行する際は
無理なく進めることを第一に考え、
必要な栄養素はしっかりとれるように食いつきを重視して与えるようにしましょう。