もしも柴犬に与える場合には
どのようにして枝豆を
与えてあげればいいのでしょうか?
この記事では
柴犬に枝豆を食べさせてもOKか、
柴犬に枝豆を与えるメリットや
そのときの注意点についても詳しく解説していきます。
目次
柴犬に枝豆を食べさせてもOK?
柴犬に枝豆を食べさせてもOK?
その答えは、
適量であればOKです!
ちなみに枝豆とは
まだ完熟状態にない時期に収穫した
大豆のことをさします。
枝豆は別名「畑の肉」
と呼ばれるほど栄養価の高いもので、
豆と野菜の中間に位置する優秀な食材です。
柴犬に枝豆を与えるメリットとは?
柴犬に枝豆を与えるメリットは
その豊富な栄養成分にあります。
枝豆には
タンパク質と脂質を中心に、
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンK
- ビタミンB1
- 葉酸
- カリウム
- 鉄
- 銅
- マグネシウム
- モリブデン など
ビタミン、ミネラルとも含まれています。
これらたくさんの栄養成分によって、
抗酸化作用が働いてくれたり、
柴犬の骨を丈夫にしたり、
柴犬の細胞内外の浸透圧を調節するなど
柴犬にとっても、健康に良い成分が豊富に含まれています。
柴犬に枝豆を与える際の注意点
柴犬にとって枝豆は
健康食材といえるものなのですが、
与える際には4つの注意点が挙げられます。
- 調理法
- 与える形状
- 与える量
- アレルギー
調理法【柴犬の枝豆の注意点】
枝豆は生のままの状態で
柴犬に与えてはいけません。
なぜなら生の枝豆には
「トリプシンインヒビター」
という成分が含まれているからです。
この成分は、
たんぱく質を分解する酵素である
トリプシンの作用を阻害するため、
たんぱく質が消化できなくなってしまいます。
また、
柴犬の血液を凝固させる作用のある
「赤血球凝集素」という物質も含まれるため、
柴犬の血液が固まり血栓ができてしまうなど
重篤な症状を引き起こす可能性があります。
枝豆を柴犬に与える前に茹でることで
それらの成分は減少し無害になるため、
必ず茹でた物を与えるようにしてください。
枝豆を茹でる時のポイントは
- さやごと茹でること
- 塩分を使用しないこと
この2つを守ることで栄養を逃さず
柴犬が健康的に食べることができます。
与える形状【柴犬の枝豆の注意点】
柴犬に枝豆を与える時は
さや、皮、薄皮の部分を取り除きましょう。
しかし、
粒だけの状態にしても
柴犬は食べ物を噛まずに
飲み込む習性があるため、
そのまま丸呑みしてしまうかもしれません。
そうするとうまく消化できずに
栄養も吸収することができません。
そのため、
粒を細かく刻んだり、
すりつぶしたりしてから
柴犬に枝豆を与えるようにしましょう。
与える量【柴犬の枝豆の注意点】
柴犬に枝豆を与える量は
ほんの少量にしておきましょう。
枝豆は食物繊維が豊富なため、
柴犬に与えすぎると下痢や嘔吐の原因になります。
おやつやご褒美として
数粒与える程度にしてください。
アレルギーに注意【柴犬の枝豆の注意点】
枝豆や大豆を食べたことで
アレルギー症状を起こす柴犬もいます。
症状としては
- 下痢
- 嘔吐
- 体の痒み
- 目の充血
- 元気がない など
犬によってさまざまな変化がみられます。
その場合は速やかに
かかりつけの病院へ連絡し、
対処法や受診の有無を相談しましょう。
枝豆や大豆を
食べたことのない柴犬の場合には
必ずごく少量から与え、
異変が起きないかどうか
様子を見て与えるようにしてください。
まとめ
柴犬にとっても枝豆は
非常に栄養価の高い食材で
食べることは基本的にOKです。
ただし柴犬に枝豆を与える際は
注意点をよく理解して
正しい与え方をしてください。
そうすることで
柴犬が安全に栄養吸収もよく、
健康的になるためのたくさんのメリットを
枝豆がもたらしてくれることでしょう。