子犬エサを食べないとき
その理由が何かわかりますか?

 

そのエサの種類が好きではない?

ニオイ?食感?味?

 

実は、
子犬がご飯を食べない原因は
エサだけにあるとは限りません。

※子犬がエサを食べない理由については
こちらの記事で詳しくまとめています。

この記事では
子犬がエサを食べないとき
どうすればいいのか?
その対処法について詳しく解説していきます。

 

 

子犬がご飯(エサ)を食べない時の対処法【原因別で解説】

子犬が成長していくために
ドッグフードは大切な栄養素です。

もし子犬がエサを食べなくなると
身体の発達の心配だけなく、
精神的なことでも異変を起こしかねません。

 

食べない日々が続く場合、
犬が何かしらのサインを出しているので
何が原因なのかを探り解決する必要があります。

 

子犬がエサを食べない理由として
主に以下の6つが挙げられます。

  1. フードの種類や与え方
  2. 生活環境の変化
  3. 気温や湿度の変化
  4. 犬の運動不足
  5. 犬の体調不良
  6. 食事中の環境が悪い

 

それぞれの原因に対する
対処法について、以下で解説していきます。

フードが原因で、子犬がエサを食べない場合の対処法


子犬に与えているフードは
子犬専用の物でしょうか?

子犬は成犬に比べて
歯や胃腸がまだ未発達なので、
ドライフードなど硬いものは
負担をかけるので避けましょう。

もし与える場合には
ぬるま湯でドライフードをふやかし、
人肌程度に温めた状態で与えると食べやすいです。

 

また、
子犬専用のフードを与えていても
今までとは別のフードに変えた場合にも
食べなくなることがあります。

 

できれば継続して
同じものを食べ続ける方が
犬にとってはストレスなく食べることが出来ます。

もしも餌の種類を変える場合は
子犬の月齢に合う栄養バランスのとれた物を選びましょう。

 

別のフードに変える時のコツとして
いきなり変えるのではなく
少しずつ変えていく方法をとるのがおすすめです。

今までのフードと
新しく変えたいフードの割合を
9:18:27:36:4のように
少しずつ調整して変えていくと
子犬に負担が少なく、
スムーズに受け入れていくことが
できる確率が高くなります。

 

子犬でも餌の好みがあるので
餌の種類を変えてみたり、
触感を変えてみることはおすすめの方法です。

こういった対策をすることで
子犬がエサを食べない問題が解決する場合もあります。

 

生活環境の変化が原因で、子犬がエサを食べない場合の対処法


子犬はとても警戒心が強く、
環境の変化にもとても敏感です。

例えば、
今までの住居スペースの場所が変わったり、
何か新しいものが置いてあったりすると
それだけでも神経質になり食欲減少に繋がります。

 

また、
大きな音がするような場所も
子犬にとってはストレスになってしまいます。

出来る限り
毎日同じ空間で
そして静かな場所で
過ごさせてあげること
が大切になります。

 

急な環境の変化による精神面が原因で
子犬がエサを食べない場合には
新しい環境に子犬を慣れさせることを最優先に考えましょう。

コミュニケーションも兼ねて
飼い主の手やスプーンから餌を与えてみてください。

また、
子犬が最も落ち着けるであろう
寝床のそばに餌を置いてみると
安心して食べてくれることがあります。

 

気温や湿度の変化が原因で、子犬がエサを食べない場合の対処法


人間にもあることですが、
犬も気温湿度によって
食欲が減少することがあります。

犬の場合、
平熱の体温が39℃程度なので
人間がちょうどいいと思っていても
子犬にとっては暑く感じることがよくあります。

 

特に子犬は
まだ体温調節機能が未発達なの
さらに注意が必要です。

 

夏場でも冬場でも
エアコンなどで室内の温度や
室内の湿度管理をすることをおすすめします。

目安としては
温度は24℃~26℃程度、
湿度は50%程度が良いでしょう。

 

 

運動不足が原因で、子犬がエサを食べない場合の対処法


一日中ずっとケージの中に
入っているような場合には
子犬は餌を食べなくなる可能性が高くなります。

 

その場合の食欲不振の原因は
子犬の運動不足です。

運動不足が原因で
子犬は食欲がなくなるので
注意してください。

散歩の距離を少し伸ばしてみたり、
子犬と一緒に走ってみたり、
リフレッシュする時間を作ってみましょう。

もしもまだその子犬が
散歩に出られない時期でしたら
部屋の中でおもちゃで遊んだりして
身体を動かしてみましょう。

※3回目のワクチン接種が終わっていない子犬は
基本的にまだ散歩へ連れていってはいけません。

 

 

たくさん遊べば
自然とお腹空いてくるので
食欲が出てくる可能性も高くなります。

 

病気などが原因で、子犬がエサを食べない場合の対処法


子犬は体調が優れず
食事がとれないこともあります。

 

そんな様子の時には
排便の様子や嘔吐はないか、
観察をしましょう。

 

子犬に異変が感じられた場合には
すぐに動物病院で診てもらってください。

 

できれば子犬を迎え入れる初日に
かかりつけの動物病院を見つけておくためにも
獣医師から健康診断を受けておき、
体調面で問題がないかどうかを確認しておきましょう。

 

飼い主のエサの与え方が原因で、子犬がエサを食べない時の対処法


子犬の食べる様子が気になり、
横でじっと見ていたりしてませんか?

 

子犬だって
じろじろ見られていたら気になりますし、
自分のエサを狙っているのではないか
勘違いしてしまいます。

このように
飼い主が原因で
子犬はエサを食べなくなることがあるので
意識して、気をつけてみてください。

 

エサを気に入ってくれたかな?
しっかり食べているかな?
と気になる気持ちはものすごくわかります。笑

しかし、犬の気持ちが第一優先。

我慢して静かにそっと
見守ってあげるようにしましょう。

 

その他にも、子犬がエサを食べない
問題の原因になりうる注意点があります。

それは、エサやお菓子の保管場所などです。

普段の生活の中で
餌やおやつを子犬が見える場所に置くことは
なるべく避けるように意識してください。

子犬が餌を食べ残した場合、
10分程したら片付けるようにしましょう。

犬は本来、
ガツガツと短時間で食べる動物です。

食べない餌がいつまでもあることは
食欲が湧かなくなります。

餌は出てきた時にしか食べられない
ということを習慣づけるために、
出しっぱなしにしないでおきましょう。

 

またその他にも、おやつの与えすぎは
食欲が湧かない原因になりますので、
適量を守って与えるようにしましょう。

 

子犬は餌の器を怖がり
ご飯を食べなくなることもあります。

こういった場合には
餌の器を違う素材のものに変えてみましょう。

ご家庭にあるものでも構わないので
プラスチック製の食器などを
いくつか試してみるといいでしょう。

 

最後に

子犬がエサを食べないとき
どうすればいいのか?
その対処法について詳しく解説しました。

まずは子犬がエサを食べない
その理由を把握することが重要です。

 

食べたくない、
食べられない原因が

  • フードなのか
  • 環境なのか
  • 身体のことなのか

しっかり原因を突き止めて
対処していきましょう。

 

子犬の大切な成長時期に
フードは欠かせません。

しっかり食べて
健康な体を作れるように
飼い主であるあなたが
サポートしてあげましょう。

 

 

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