子犬の下痢の原因と、その対処方法について【子犬の命に関わるので要注意】

子犬が下痢をしている!
そのとき、
大丈夫なのかな
と心配になりますよね。

 

 

子犬はどんな時に
下痢をするのでしょうか?

すぐに動物病院へ
連れて行ったほうがいいのでしょうか?

 

 

この記事では
子犬が下痢をする原因と
そのときの対処方法について
わかりやすく説明していきます。

 

子犬の下痢の原因とは?


子犬が下痢をする主な原因には
以下の3つのことが考えられます。

  • ストレス
  • 寄生虫感染
  • ウイルス感染

 

子犬も人間と同じように
感染によるものや
心的なストレスによることから
下痢症状を引き起こします。

 

子犬の下痢の原因【ストレス】


子犬を迎え入れたばかりの頃は
環境の変化によるストレスが原因で
下痢をする可能性が高くなります。

生まれてから
母犬や兄弟と過ごしてきた環境とは違い、
一人でいることや
見るものすべてに恐怖や不安を感じ、
精神的なストレスから
子犬は下痢を起こしてしまうことがあるのです。

 

 

子犬の下痢の原因【寄生虫感染】


子犬の下痢の原因で
多いとされているのが
寄生虫感染によるものです。

 

衛生的に飼育していた
ペットショップやブリーダーでは
ほとんど見られませんが、
不衛生な環境で飼育されていた子犬は
寄生虫の集団感染をしていることがあります。

 

子犬が寄生虫に感染した場合、
便に白いものが混じっていたり
エサを食べてもなかなか体重が増えない
といった症状が起きることがあります。

 

 

子犬の下痢の原因【ウイルス感染】


子犬の下痢の症状でもっとも怖いのが
ウイルス感染によるものです。

 

基本的に子犬は
生後間もなくは母乳を飲み
母親からもらった抗体によって
ウイルスから守られています。

しかし抗体がなくなり感染すると
激しい下痢や嘔吐を繰り返し
死亡することもあるのです。

 

このリスクを回避する方法は
ワクチン接種です。

ワクチンを打つこと
予防することが出来ますので
子犬を飼われた際は
早めのワクチン接種をおすすめします。

 

 

子犬の下痢の対処方法について


子犬が下痢する原因
それぞれの対処方法について
以下でまとめました。

  • ストレスが原因の場合
  • 寄生虫感染が原因の場合
  • ウイルス感染が原因の場合

 

ストレスが原因の場合【子犬の下痢の対処方法】


ストレスによって
子犬が下痢をしている場合には、
子犬へ環境に慣れてもらうことや
安心してもらうことが一番です。

 

安心してもらいやすいところは
少し暗くて静かなところが望ましいでしょう。

 

ケージなどへ入れておく場合は
出入りができるように
少しだけドアを開けておく
子犬へのストレスを軽減できます。

 

注意してもらいたいのは
寝床やエサを食べる場所、
トイレの場所などを
日ごとにあちこち移動することはやめましょう。

せっかく安心して過ごせると思った場所が
日々移動されてしまったとなると
子犬へさらなるストレスを与えることにもなります。

 

子犬のストレスを与える原因として
飼い主がやってしまいがちなことなので
意識して注意してみてください。

 

 

寄生虫感染が原因の場合【子犬の下痢の対処方法】


寄生虫感染が疑われた場合には
下痢と共に、脱水症状も心配です。


自然治癒ではなく、
獣医師の診察を受けましょう。

 

子犬の下痢の原因が
寄生虫感染だと診断されれば、
駆虫薬による治療
受けることになるでしょう。

 

ウイルス感染が原因の場合【子犬の下痢の対処方法】


ウイルス感染による子犬の下痢症状は
重症化しやすいため、
入院が必要なケースが多いです。

激しい下痢や嘔吐は
脱水症状を引き起こし、
子犬の命に関わります。

 

また、ウイルスなので
他の犬にも移す可能性があります。

排泄物の処理を速やかに行い、
きちんと消毒を行いましょう。

 

最後に


子犬下痢をする原因
その時の対処方法について
少しでもあなたの参考になれば幸いです。

 

 

「子犬の下痢くらい大丈夫だろう」
安易に考えていては
子犬の命を危険にさらすことになります。


飼い主の責任として
子犬の軟便の原因や対策について
ぜひ覚えておいてほしいです。

 

たとえ、子犬の軟便の原因が
ウイルスなどではなく
ストレスだけが原因であったとしても、
子犬の下痢症状が長引く場合には
動物病院での診察をおすすめします。

 

 

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