ドッグフードの中に
ラム肉が使われているものも
実は数多く存在します。
そこでこの記事では
柴犬にラム肉を食べさせてもいいか？
与えるときのメリットや注意点を
わかりやすく解説していきます。
目次
柴犬にラム肉を食べさせてもOK?
柴犬にラム肉を食べさせることはOKです。
ドックフードで一番よく使われている
チキンでアレルギーが出る柴犬は
ラム肉使用のドックフードを選ぶことが多いようです。
しかし、ラム肉が必ずしも
アレルギーを起こさない
ということではありません。
そもそも、ラム肉ってどんな肉のこと？
ラム肉とは
生後１歳未満の子羊の肉のことを指します。
生後一年以上の羊肉である
マトンに比べて独特な臭みも無く、
良質で柔らかく食べやすい赤身肉です。
ラム肉の主な産地は
オーストラリアやニュージーランドです。
食の品質の良さや安全性が高いため
柴犬にも安心して与えることができます。
柴犬にラム肉を与えると、メリットがある？
柴犬にラム肉を与えることで
次の3つのメリットを得ることができます。
- 高タンパク・低カロリー
- 脂肪燃焼・老化防止
- 消化が良い
ラム肉のメリット【高タンパク・低カロリー】
柴犬にとって必要な栄養素である
タンパク質がラム肉には豊富に含まれています。
また、ラム肉は
食べた際に消化吸収される
脂肪の温度が他の肉と違います。
牛肉の脂肪の場合は
33℃程度の温度で消化吸収され始めます。
一方、ラム肉の脂肪は
40℃以上で消化吸収が始まります。
そのため、
脂肪が吸収されにくいので
低カロリーなお肉なのです。
ラム肉のメリット【脂肪燃焼・老化防止】
ラム肉には「カルニチン」という成分が
他のお肉に比べて多く入っています。
この「カルニチン」には
- 脂肪燃焼効果
- コレステロールを下げる働き
- 心臓病動脈硬化予防
といった3つの効果があります。
ラム肉は柴犬の身体を温める効果あり、
これが柴犬の脂肪燃焼に繋がるのです。
また、コレステロール値を下げる
不飽和脂肪酸が多く含まれており
心臓病や動脈硬化、血栓予防にもなるのです。
他にも、
鉄分、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、
そして柴犬の体内では生成できない必須アミノ酸など
たくさんの栄養素がラム肉には詰まっています。
柴犬にとってラム肉は
栄養が高い良質なお肉といえるのです。
ラム肉のメリット【消化が良い】
ラム肉の肉質はとても柔らかいので、
柴犬にとっても、消化率が高いのが特徴です。
豊富な栄養素を効率よく吸収できるため、
胃腸が弱っている柴犬にも安心して与えることができます。
柴犬にラム肉を与えるときの注意点とは？
柴犬にラム肉を与えるときの注意点として
- ラム肉入りの表示だけで選ばないこと
- ウンチの量が減ることへの心配
この2つが挙げられます。
ラム肉入りの表示だけで選ばない【柴犬にラム肉を与えるときの注意点】
ラム肉は値段が高いので、
コストカットの方法として
原材料に米などの穀物を混ぜて
売られているドッグフードが多くあります。
穀物は柴犬にとって
消化しにくい食材ですので
あまり多く含まれているものは
基本的におすすめできません。
ただ、ラム肉がたくさん含まれた
良質な物を選ぶとなると
コストがかかってしまうのが難点です。
ウンチの量が減ることへの心配【柴犬にラム肉を与えるときの注意点】
ラム肉は消化率がよいため、
ラム肉のドッグフードを食べると
ウンチの量が減ってしまう柴犬もいます。
しかしこれは異常ではなく、
しっかり消化されているということなので
心配する必要はありません。
柴犬のうんちの量が減ったからといって
無駄に心配な気持ちをいただく
柴犬にもその気持ちが伝染して
ストレスを作ってしまうリスクがあるので注意しましょう。
まとめ
柴犬にラム肉を食べさせてもOKです！
特に肥満気味になっている柴犬には
ラム肉は最適のお肉といえます。
アレルギー性も低く、
高タンパク低カロリーで
多くの栄養素がつまったラム肉は
ドッグフードの中に入っていても
問題ありませんので安心してください。
