犬に食べさせてはいけない
野草があるのをご存知ですか?
普段から散歩の最中に
野草を食べてしまう犬は
特に気を付けてください。
この記事では
犬に食べさせてはいけない野草と
食べてしまった時の症状について
詳しく解説していきます。
犬が野草を食べる理由は?
犬が野草を食べるのには
以下のような5つの理由が考えられます。
- ストレス
- ビタミン不足
- 胃腸の調子を整えるため
- 誤飲した場合に嘔吐するため
- お腹を満たすため
その犬によって
さまざまな理由ですが、
野草をむしゃむしゃ食べたり
食べてもわざと吐き戻すような
行動は異常ではありません。
犬に食べさせてはいけない野草について
犬は嗅覚が優れていますが
食べてはいけない食べ物などの危険を
自ら察知して食べるのを回避する、
ということは決してありません。
犬は自分の意思で野草を食べようとしますが
犬にとって、食べてはいけない野草があるのです。
犬が中毒症状を起こすと大変危険ですので、
犬が食べてはいけない野草の種類について
愛犬家の方は必ず目を通しておきましょう。
犬が食べてはいけない野草の種類
- あさがお(種子)
- あじさい(葉、つぼみ)
- アロエ(皮下の乳液部分)
- アマリリス(球根)
- スイセン(すべての部位、特に球根)
- パンジー(種子、根茎)
- マリーゴールド
- カーネーション
- キク
- ききょう
- イチイ
- イングリッシュアイビー(葉、果実)
- イチョウ(実)
- シュウメイギク
- ハイビスカス
- ベコニア
- イチジク(樹液、葉や枝)
- キツネノテブクロ
- フジ
- キョウチクトウ
- ツツジ(葉、蜜)
- アザレア(すべての部位、特に葉)
- サツキ(蜜)
- シャクナゲ(葉)
- ユリ科全般→ユリ(すべての部位、特に球根)
- チューリップ(すべての部位、とくに球根)
- ヒヤシンス(鱗茎)
- スズラン(すべての部位)
このように
たくさんの種類が該当します。
どのような植物なのか
知らないものもあるでしょうし、
全て把握することは大変です。
また、上記にない種類でも
殺虫剤や除草剤のついた野草も
同じように犬にとって危険性があります。
殺虫剤や除草剤がついているどうかは
見た目からは判断できませんので、
普段からむやみに
野草を食べさせないようにすることが
犬を危険から守ることにつながります。
犬が野草を食べてしまった時の症状とは?
もしも犬が
食べてはいけない野草を口にした場合、
どのような中毒症状を引き起こすのか?
危険な野草が引き起こす
犬の中毒症状について以下でまとめました。
- 下痢
- 腹痛
- 嘔吐
- 食欲不振
- 大量のよだれ
- 皮膚炎
- 脱水症状
- 呼吸困難
最悪の場合
死に至ることもありますので、
犬の様子に異変を感じられたら
早急に動物病院で診察してもらいましょう。
応急処置としては
犬に大量の水を飲ませる方法があります。
この応急処置によって
犬は食べた野草を吐き出す可能性があります。
早めに獣医さんに診察してもらうが1番ですが
緊急時に愛犬の守るための1つの知識として
この応急処置も頭の隅にいれておいてください。
まとめ
犬が食べてはいけない野草について
たくさんの植物が該当しています。
普段の散歩中に
日頃から野草を食べてしまう犬は
特に注意が必要です。
また自宅の庭で
犬を飼われている場合にも、
犬の手が届くようなところには
植物を植えるのは控えましょう。
例え食べなくとも
犬は触れるだけでもかぶれ、
皮膚炎なることも十分にあります。
もしもあなたの犬が
野草を好んで食べているようでしたら
安全なものを犬へ差し出し、
散歩中の野草は食べさせないようにしましょう。