レモンは特にビタミンCが豊富で
身体にいいのはわかるけれど、
柴犬にとってあんなに酸っぱいものは
刺激物にならないのでしょうか?
この記事では
柴犬にレモンを食べさせてもOKか、
レモンを与えるメリットや注意点を
わかりやすく解説していきます。
柴犬にレモンを食べさせてもOK?
基本的に、柴犬にレモンを
食べさせることはOKです。
ただし、大体の柴犬は
少しレモンを舐めた後、
あの強烈な酸っぱさから
次からは舐めようとしません。
稀に好んで舐めたり
食べたりする柴犬もいますが
柴犬にレモンを与える際は
少量にしておく方がよいでしょう。
柴犬にレモンを与えた方が、健康面的にいいの?
柴犬はもともと体の中で
ビタミンCを合成する機能を備えています。
よって健康な柴犬であれば、
レモンを食べてビタミンCを摂取しなければならない
というわけではありません。
しかし、以下のような柴犬の場合には
レモンに含まれるビタミンCを摂取することが
柴犬の体にとって有効的だとされています。
- お薬を服用している柴犬
- シニア柴犬
- 家族内で喫煙者がいる
3つのいずれか1つでも当てはまる場合には
ビタミンCを合成する肝臓機能が低下し
必要量が作り出せていなかったり、
ストレスによってビタミンCを
多く消耗していることがあります。
そういった場合、
レモンのビタミンCを柴犬に摂取をさせることは
柴犬の健康的な体作りとして望ましいでしょう。
柴犬にレモンを与えるメリットとは?
柴犬にレモンを与えるメリットは
レモンに含まれるビタミンCの働きによって
柴犬の健康を守る効果があることです。
レモンのビタミンCの働きには
- 骨や軟骨の強化
- 皮膚の生成の活発化
- ホルモンの正常な分泌
- 抗酸化作用
などが挙げられます。
柴犬の体のなかで
ビタミンCが不足すると
柴犬の骨や関節、軟骨に
トラブルを抱えるリスクが高くなります。
また柴犬の内臓機能の低下や
ホルモンバランスを崩すリスクも生じます。
つまり
レモンを柴犬に適度な量与えることで
柴犬の健康維持の手助けすることが可能です。
柴犬にレモンを与える時の注意点とは?
基本的に健康な柴犬には
レモンは必要ありません。
そしてビタミンCが不足と思われる柴犬に
レモンを与える際には5つの注意点があります。
- 皮や白い部分は避け、実や果汁を与える
- 砂糖やハチミツを使ってないものを与える
- 一日に少量にする
- 無理強いして与えない
- 与えた後は体調に変化がないか観察する
柴犬がビタミンC不足だからと言って
無理にレモンを食べさせる必要はありません。
レモンでビタミンCを補えなくとも
サプリメントやドッグフードなどで
柴犬に合ったものを選んで与える方法もあります。
毎日柴犬に与えるドッグフード選びに
時間やお金を費やすことをおすすめします。
最後に
柴犬にレモンを食べさせてもOKなのですが、
健康的な柴犬の場合には必要ないものです。
また、
ビタミンC不足を思われる場合にも
酸っぱいのを嫌がる柴犬がほとんどですので
無理に与える必要はありません。
もしも与える際には、
レモンの実の部分を少量絞って
ドッグフードなどに混ぜてあげるなどして
工夫しながら与えてみましょう。