犬が目薬を嫌がって
さすことが出来ない。
「目にゴミが入った」というときや
「目が充血している」というとき、
目薬で症状を
少しでも改善してあげたいけれど
実際、嫌がる犬は多いです。
そこでこの記事では、
嫌がらない目薬のさし方の
ポイントや手順をまとめていきます。
犬はなぜ目薬を嫌がるのか?
犬が目薬を嫌がるのは、
過去に嫌だと思う経験をしたことが
原因の可能性があります。
また、
無理やりおさえつけて
目薬をさそうとすると、
恐怖心から犬は逃げ出してしまいます。
他にも、
正面から目薬をさそうと
犬の目をじっと見つめることを
犬はとても嫌がります。
なぜなら
犬が真っすぐ向かい合い、
見つめ合うという行為は
基本的に犬にとっては
喧嘩開始の合図だからです。
関連記事:犬が目を合わせる理由
多くの飼い主は一生懸命
「目薬をささなきゃ!」
という気持ちで犬を見つめますが
犬は恐怖しか感じていないかもしれません。
また犬は空気を読む能力に長けているので、
あなたの緊張感が伝わってしまうと
犬は目薬を差すを嫌がってしまうのです。
犬が嫌がらない目薬のさし方とは?
犬が嫌がらない目薬のさし方には
3つのポイントがあります。
- 後ろからおこなう
- 好きなおやつを活用する
- 目薬を見せない
犬に目薬をさす手順
犬に目薬をさす手順について
(1)~(6)の6つの手順に分けて解説していきます。
犬に目薬をさす手順(1)
背を向けてお座りさせます。
背を向けてのお座りが苦手な犬は
伏せの体勢でも構いません。
犬に目薬をさす手順(2)
片手におやつを持ち、
犬の注意をおやつに
向けさせるようにします。
※少し上向きの方が良いでしょう。
犬に目薬をさす手順(3)
目薬を持った手を
犬の視界になるべく入らないように
頭の上に置き、小指の辺りを使って
上のまぶたを引き上げます。
犬に目薬をさす手順(4)
手は頭に上に固定したまま、
目薬の先端を目尻に近付け、
目薬を何滴かさしましょう。
犬に目薬をさす手順(5)
点眼後しばらくは
上を向いた状態をキープさせたほうが、
目薬が目全体に行き渡るので
おやつを持った手はそのままにします。
犬に目薬をさす手順(6)
全体に目薬の液が
行き渡ったようであれば、
おやつをあげ、たくさん褒めてあげてください。
犬に目薬をさすときに注意すること
- 無理やり押さえつけてはいけない
- 嫌がってしまったら、落ち着くのを待つ
- リラックスしているときにおこなう
- 嫌がることを無理にしてはいけない
まとめ
この記事では
犬が嫌がらない目薬のさし方の
ポイントや手順をまとめていきました。
目薬を嫌がるあなたの愛犬に
目薬をさすことができる手助けになれば幸いです。
犬に目薬を差す際のポイントや
注意すべきことを参考にしていただき、
あなたと愛犬との絶妙な距離感を見つけることがコツです。
そのためには
普段からスキンシップをとるときに
目の周りを触って慣れさせたり、
背を向けたお座りの練習をしておくのも
有効な犬のしつけといえるでしょう。
ちなみに
人間用の目薬を
犬の目につけていいと思いますか?
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