犬にも栄養剤があるのを
ご存知でしょうか?
犬が何らかの理由によって
食事を摂られない状況が続くと飼い主も心配です。
そんなときに
効果が期待できる犬の栄養剤や
犬の栄養補給法についても
わかりやすくご紹介していきます。
目次
犬が食欲がない時、食事をとらない時に考えられる理由
犬が食事がとらない理由は
以下のようなことが挙げられます。
- 体調不良
- 夏バテ
- 熱中症
- 歯周病による歯の痛み
- ケガによる痛み
- 病気を患っている
- ストレス
- 老化
食欲がない犬の対処法
犬が体調不良や夏バテ、
熱中症などで食欲がない場合、
動物病院での治療となると
ブドウ糖やビタミンなどの栄養剤を
点滴してもらうことができます。
一時的な応急措置ですが、
必要な水分とともに
カロリーを摂取することで、
体力が回復して食べられるようになることがあります。
しかし、
老化による食欲不振を補うには
日々の食事の工夫や
栄養剤も用いるなどの
対処法が必要となります。
犬の栄養剤とは?
犬の食欲がない日々が
続いている場合には、
病院で診察を受けることと同時に
自宅でできることとして
栄養剤を用いることも検討しましょう。
犬の栄養剤には
- 栄養補助ドリンク、ゼリー
- サプリメント
- 流動食
- 経鼻栄養補給 など
犬の食欲に合わせて
栄養補給できるものを
いくつか試してみましょう。
犬の栄養補給法【ドリンク、ゼリータイプ】
食欲は落ちつつあるが、
多少食べられていたり
水分は採れているような状態には、
栄養ドリンクやゼリータイプの
栄養補助食品を
プラスしてあげるとよいでしょう。
糖やビタミン、
アミノ酸などを摂取することで
低血糖を引き起こすのを防ぎます。
犬の栄養補給法【サプリメント】
食事や水分は摂れているものの、
以前に比べて小食になったり、
食べムラが気になる場合には
高エネルギーサプリメントの
栄養剤をおすすめします。
いつもの食事に
サプリメントを足してあげることで
少量でもバランスの摂れた食事を
サポートしてあげられます。
犬の栄養補給法【流動食】
普通のフードでは
噛むことや
飲み込むことができなかったり、
起き上がる体力のない犬には
流動食にしてみましょう。
通常のフードをお湯や
ヤギミルクなどでふやかして、
シリンジで少量ずつ与えてみましょう。
フードの中には
ドリンクやゼリーの栄養剤を混ぜて
栄養価をアップさせてもよいです。
犬の栄養補給法【経鼻栄養補給】
経鼻栄養補給とは、
口から栄養を
摂取できなくなった際に
消化管を利用して栄養を摂取する
経腸栄養法のひとつです。
細いチューブを鼻腔から通して
胃または十二指腸まで挿入し、
水分や栄養、薬などを投与します。
栄養剤には、
保険適用のものと
不適用のものがあり、
必ず医師の指示のもと
正しく投与することが必要です。
まとめ
犬の栄養剤とは何かを
理解できたでしょうか?
まずはあなたの犬が
一時的に栄養剤が必要なのか、
日常的に摂取していくべきなのか、
どのタイプなら摂取できるのかなどを
正確に判断することが必要です。
自己判断よりは
獣医師に相談することで、
より健康に犬と暮らしていく手助けができるはずです。