柴犬がレーズンを食べると危険?【柴犬の食べ物の注意点】

柴犬にレーズンを食べさせてはいけません。

 

「知らなかった」では済まされない事実です。

 

フルーツだからミネラルや
ビタミン豊富で柴犬の身体にもいいんでしょ?
と思って与えてしまうと
柴犬の命を危険にさらしてしまうかもしれません。

 

この記事では
柴犬にレーズンを食べさせてはいけない理由と
食べるとどんな症状が起こってしまうのか
簡単にわかりやすく解説していきます。

 

犬にレーズンを食べさせてはいけない理由


10年ほど前
から
犬にとってレーズン
ぶどうが危険な食べ物である

と言われるようになりました。

 

犬がレーズンやぶどうを食べた時に
体内の毒素を除去する機能を持つ
腎臓に大きなダメージを受けることがわかったのです。

 

犬に影響を及ぼす原因として

  • ぶどうに付着したカビ
  • 農薬
  • ビタミンD類似物質
  • 重金属
  • ぶどうに含まれる未知の成分

などが考えられていますが、
どんな成分が犬に影響を及ぼしているのか
じつは具体的にはまだわかっていません。

 

柴犬がレーズンを食べたときの症状

レーズン (アメリカ産) 1kg (500gx2袋)れーずん ほしぶどう 干しぶどう
柴犬がレーズンを食べてしまった時に
現れる症状として以下のようなことが挙げられます。

  • 嘔吐や下痢
  • 食欲がなくなる
  • カラダを丸める
  • 元気がなくなる
  • 脱水症状
  • 多飲多尿

 

柴犬がレーズンを食べてしまったら
2~3時間後から72時間後以内
下痢・嘔吐など消化器に異常が現れます。

 

脱水のために水を異常に飲んだり、
体が震える、元気が無くなる
といった症状も出てくることでしょう。

 

その後柴犬の食欲が低下し、
数日後に腎不全を発症したり、
最悪の場合は命を落とすこともあります。

 

柴犬はどのくらいの量のレーズンを食べたら危険?

柴犬がどのくらい量、
レーズンを食べると危険なのか?

その目安量は
柴犬の体重1kgに対して
11~30g
とされています。

もちろんこれは目安の量ですので
この量に達していなくても
中毒症状を起こす可能性は十分にあります。

 

 

柴犬がレーズンを食べた時の対処法


もしも柴犬がレーズンを食べてしまった時には
食べた量にかかわらず
動物病院に連れて行きましょう。

 

ぶどうの何らかの成分によって
柴犬の腎臓にダメージが残ってしまった場合、
現代の医療技術では完全な回復は不可能とされています。

 

よって、早めに動物病院で
処置を行う必要があります。

 

処置の方法としては
胃洗浄などを行い
ぶどうが消化される前に
柴犬の体外へ排出することで中毒症状を防ぎます。

 

その後は、活性炭や
下剤を投与することで
少しでも柴犬の体内に毒素が
残らないようにすることが
一般な方法として挙げられます。

 

まとめ

柴犬にレーズンを食べさせてはいけない!
その理由
を解説していきました。

 

「犬にとってレーズンが危険」
という事実は約10年前にわかったことなので
少し前までは犬にとって
レーズンが危険だという認識はなかったということです。

今でも
犬にとっての、レーズンの危険性について
知らない愛柴犬家もいる可能性は高いです。

この記事を読んで
少しでも多くの人が理解し、
広まっていくことを願っています。

 

飼い主として
柴犬の健康を守るため
レーズンを与えることや
盗み食いなどされないように
保管場所も徹底して気を付けるようにしましょう。

 

 

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