レタスは水分の多い野菜なので
レタスを与えることで
柴犬はお腹を壊したりしないのでしょうか?
この記事では
柴犬にレタスを食べさせてもOKか?
柴犬にレタスを与えるメリットや
その時の注意点についてわかりやすく解説してきます。
柴犬にレタスを食べさせてもOK?
柴犬にレタスを食べさせることは
適量であればOKです!
レタスにはアクがなく、
生のまま食べられる食材なので
柴犬にも手軽に与えやすいです。
レタスは95%以上が水分でできているため
柴犬の水分補給として役に立つことがあります。
またレタスには
食物繊維も含まれているため
柴犬の便通改善にも効果があります。
レタスの旬の時期は
産地によって異なりますが、
おおよそ4月~9月頃です。
柴犬が夏場にバテて
食欲がないときにピッタリの食材ともいえます。
柴犬にレタスを与えるメリットはある?
柴犬にレタスを与えるメリットは
レタスの豊富な栄養素にあります。
- ビタミンC
- ビタミンE
- カルシウム
- カリウム
- 食物繊維
- ラクチュコピクリン
上記のような栄養成分によって
柴犬の体内の細胞や血管が強化されたり、
柴犬の体にとって余分な塩分を排出させてくれたり、
柴犬の目や被毛に艶や潤いを与えてくれたりします。
なかでも、
レタスから出てくる白い液体
「ラクチュコピクリン」は、
柴犬の体だけでなく心にとっても、
とてもいい効果があります。
この成分にはなんと
柴犬の自律神経を整える働きがあるのです。
そのため、
リラックス効果があったり
安眠効果が得られるとして注目されています。
柴犬にレタスを与えるなら、どんなレタスがいいの?
一般的なレタスは玉レタスですが
レタスにもさまざまな種類があります。
玉レタスでも栄養豊富なのですが、
もし柴犬にレタスを与えるなら
「サニーレタス」や「サラダ菜」がおすすめです。
両者ともにビタミン・ミネラル類などが
玉レタスに比べて圧倒的に多く含まれ、
なかでもカロテンは玉レタスのおよそ10倍も含まれています。
カロリーはどの種類でも変わらないので、
栄養重視で考える場合には
サニーレタスかサラダ菜を選んでみましょう。
柴犬にレタスを与える時の注意点
柴犬にレタスを与える時の注意点として
与えすぎないことを心がけてください。
レタスは夏野菜なので
柴犬の体を冷やす作用があります。
柴犬がレタスを食べ過ぎると
腹痛や下痢、嘔吐することもありますので
たくさん与えるのはやめましょう。
そして実は、
レタスの中には柴犬が中毒を引き起こす
キシリトールが含まれています。
柴犬はキシリトールを過剰に摂取すると
血糖値が急激に低下し、
命が危険な状態になることもあります。
柴犬がレタスを食べて中毒症状になるには
柴犬の体重1kgに対してレタス2kg程度なので
そこまで過剰に食べる柴犬もいませんが、
「レタスにキシリトール成分が入っている」
ということは認識しておきましょう。
まとめ
柴犬にレタスを食べさせることは
基本的にOKです。
柴犬にとってレタスは
夏場の水分補給としても役に立ちます。
また、レタスには
柴犬の便通改善にも効果があるため
便秘気味の柴犬にとっても、
レタスは最適の食材になることでしょう。
しかし、
柴犬がレタスを食べ過ぎてしまうと
消化不良を引き起こして便秘や下痢、
嘔吐の原因になることもあることを忘れずに。
もしも柴犬にレタスを与える際は
少量程度に止めるようにしてください。