梅は塩分も酸味も強いし、
柴犬の体にはよくないものかも?!
そんな疑問にお答えするため、
柴犬に梅干しを食べさせてもOKか、
柴犬にとっての適正量や注意点についても
この記事で詳しく解説していきます。
目次
柴犬に梅干しを食べさせてもOK?
ただし、梅干しは塩分が多いので
柴犬にたくさん食べさせることは
望ましくないありません。
柴犬に梅干しを与える際は
適正量与えることが重要です。
梅干しが柴犬にもたらす効果とは?
梅干しの中には
「クエン酸」や「ポリフェノール」が含まれています。
この梅干しの成分には
- 抗酸化作用
- 殺菌効果
- 疲労回復
- 免疫力の向上
- 腸内環境の改善 など
人と同じような効能が
柴犬にも期待されます。
梅干しは特に
夏場の食欲のない時期などに
柴犬におすすめしたい食品です。
柴犬にとっての梅干しの適正量は?
犬にとっての梅干しの適正量は
犬種によって違いがありますが、
おおよそ1日に1/2個が目安とされています。
梅干しは塩分が多いので
たくさん与えすぎてしまうと
柴犬の腎臓や心臓に負担がかかってしまったり、
高血圧の原因にもなるので注意が必要です。
初めて柴犬に梅干しを与える際は
少量から与えるようにし、
塩分のないものなどと
混ぜて与えると食べやすいです。
柴犬に梅干しを与える時の注意点とは?
柴犬に梅干しを与える際に
注意してほしいことがあります。
それは、梅干しになる前の
生の梅の状態で、柴犬に与えてはいけない。
ということです。
なぜなら
加熱や熟成していない生の梅には
アミグダリンという成分が含まれ、
この成分が柴犬の身体の中に入り
分解されてしまうと青酸という
毒を出してしまうからです。
この青酸が柴犬の体内に入ると
目眩や嘔吐、頭痛、発熱など
柴犬にとって悪い症状を引き起こします。
重症化してくると
柴犬の身体が痙攣し呼吸困難に陥いったり、
最悪の場合、死に至ることもある恐ろしいものです。
また、柴犬に梅干しを与える際は
梅干しの種まで柴犬に与えないように
気を付けてください。
梅干しの種は
柴犬の喉や消化器に詰まらせ、
柴犬が呼吸ができなくなる恐れや
腸閉塞になる危険性もあります。
柴犬に梅干しを与える際は
種をしっかり取り除いたもの、
そして加工が済んだ梅干しを
柴犬に適量を与えることで
柴犬の体にとって良い働きをしてくれるでしょう。
柴犬は、梅干しにもアレルギーはある?
柴犬の体は、梅干しにも
アレルギー反応を起こす場合があります。
主なアレルギー症状としては
- 下痢
- 嘔吐
- 目の充血
- 痒がる など
上記のような症状が柴犬に見られた場合には
アレルギーが疑われますので
動物病院で診察してもらいましょう。
心配な場合には
アレルギー検査を行えます。
どんな食べ物でもそうですが
人間の食べ物を柴犬に初めて与えるときは
必ず少量ずつを与えるようにして、
問題なければ徐々に量を増やしていきましょう。
まとめ
柴犬に梅干しを食べさせてもOKですが、
梅干しとしてしっかり加工済みの物で
種を取り除いてから与えるようにしましょう。
また、
体にいいからといっても与えすぎは
柴犬の内臓に負担をかけてします。
適正量を理解した上で
柴犬に食べさせてください。
もしも量が心配な場合は
かかりつけの獣医師に相談しましょう。
柴犬の老化防止や疲労回復のために
梅干しを取り入れてみるのもありかもしれません。