焼き魚などとは違って骨もなく、
魚のすり身をまとめたちくわは
安全そうな印象があるのではないでしょうか。
ちくわを柴犬に与えても
大丈夫なのでしょうか?
この記事では
柴犬にちくわを食べさせるのは危険なのか、
食べさせたらどんな影響があるのかなど
簡単にわかりやすくまとめていきます。
柴犬にちくわを食べさせるのは危険?
ちくわは、タラなどの白身魚から
人工的に作られた食品です。
柴犬にちくわを食べさせることは
危険なのか?どうなのか?
結論からいうと
そこまで危険ではないけど
与えない方がいいです。
ちくわには、柴犬にとって
すぐに命にかかわるような
危険なものが入っているわけではありません。
しかし、ちくわは
人間用に作られた加工食品です。
なので、魚のすり身以外にも
さまざまな調味料が含まれています。
食べることに問題がなくとも
のちのち食べ続けていたら
健康を阻害していまう恐れがあります。
柴犬にちくわを食べさせる危険性とは?
柴犬にちくわを食べさせることに
どんな危険があるのか、以下に挙げてみました。
- 塩分が多い
- 添加物が含まれている
- アレルギーを引き起こすことがある
危険1【塩分が多い】
人間用に作られたちくわには
多くの塩分が使用されています。
柴犬の基本的な食事は
ドッグフードがメインです。
そのドッグフードには
一日の塩分摂取量が満たすように作られているため、
ちくわを与えると過剰摂取になる可能性があります。
塩分を過剰摂取し続けていくと
高血圧や肝臓、心臓などのに大きく負担がかかり
病気にかかるリスクが高まります。
危険2【添加物】
ちくわにもたくさんの種類があるため
必ずしも含まれているわけではありませんが、
一般的に含まれた添加物に
- 調味料(アミノ酸等)
- ソルビン酸K(ソルビン酸カリウム)
などがあります。
調味料と表示があるものには
アミノ酸、核酸、有機酸、
ミネラルのどれかが入っていれば
アミノ酸等と表示されます。
これら化学調味料は多く取りすぎると
味覚障害になる恐れがありますので
与えることは望ましくありません。
また、
ソルビン酸K(ソルビン酸カリウム)は
細菌やカビの発生、増殖を抑える保存料として
使用される添加物です。
発がん性物質を作る原因ともいわれ、
さらには免疫障害や成長不順のリスクもあるとされています。
危険3【アレルギー】
柴犬の場合にもちくわを食べたことで
食物アレルギーを起こすことはあります。
症状としては
- 下痢、嘔吐
- 皮膚の炎症やかゆみ
- 被毛にフケや抜け毛
- 目の充血 など
このような症状が出た場合には
動物病院で診察してもらいましょう。
ちくわに限らずですが
初めて与える食べ物の場合には必ず少量与え、
異常がなければ少しずつ量を増やしていきましょう。
もしも柴犬にちくわを与える場合には?
もし柴犬にちくわを与えたい場合には
以下のような点に気を付けましょう。
- 与える量は少量にする
- 茹でて塩分を落とすか塩分の少ないものを選ぶ
- 添加物の少ないものを選ぶ
- アレルギーに注意する
- 犬用のちくわを与える
- 塩分や添加物を入れない手作りちくわを作ってあげる
全ての項目を守る必要はありませんが、
なるべく柴犬の体に優しいものを選ぶようにしましょう。
まとめ
柴犬にちくわを食べさせることは
基本的におすすめできません。
すぐに危険!
ということではありませんが、
決して体にいいものではありません。
柴犬の健康を守っていくのであれば
与えるのは控えるべきですが、
どうしても食べさせたい場合には
ちくわの質や量を考えながら与えるようにしましょう。