あなたの犬は散歩の時に
リードを噛みますか?
どうして犬はリードを
噛んでしまうのでしょうか?
この記事では
犬がリードを噛む理由だけでなく
犬のリードを噛む行動を
やめさせるしつけ方法についても
詳しくまとめていきます。
目次
犬がリードを噛む理由【なぜ犬はリードを噛むのか?】
犬が散歩の際に
リードを噛んでしまうのには
主に5つの理由があります。
- 遊んでいる
- 興奮している
- 散歩に不慣れ
- 歯の生え変わり
- ストレス
犬がリードを噛む理由【遊んでいる】
犬は本能的に
引っ張り合いを好む動物で、
もしかしたらリードを
飼い主と引っ張り遊びに使うおもちゃ
と認識している可能性があります。
また、
散歩中にゆらゆら動くリードが
視界に入ると気になり
噛むこともあるでしょう。
犬がリードを噛む理由【興奮している】
犬は、
「外に行ける」
「散歩に連れて行ってもらえる」
という喜びから、
興奮のあまりにリードを噛むことがあります。
犬がリードを噛む理由【散歩に不慣れ】
まだ散歩に慣れていない
子犬や若い犬の場合は、
目の前に見えるリードをみて
これは何だろう?
という気持ちから
噛んで確かめることをします。
犬がリードを噛む理由【歯の生え変わり】
犬によって若干違いはありますが、
犬は生後3~4ヶ月頃から
歯の生え変わりが始まり、
生後10ヵ月くらいには永久歯が生えてきます。
その生え変わりの時期は
歯がむず痒くなるため、
身の回りの物を噛みたがります。
子犬がリードを噛む場合
歯の生え変わりが原因の可能性も
意識してみてください。
犬がリードを噛む理由【ストレス】
犬にストレスが溜まっている場合、
リードを噛むことがあります。
ストレスの原因として
考えられることは
- リードや首輪が嫌だ
- 散歩に行きたい、遊びたい
- お腹がすいた
- 生活環境に不満がある
- たくさん叱られた
- 厳しい訓練を受けている
など様々なことが挙げられます。
この場合の対処法は
犬のストレスの原因を見つけ
改善していくことが1番です。
もしも犬のストレスに気付かず
そのままにしておくと
リードを噛むことをやめれなくなったり、
リードを引っ張る癖がついたり
唸り声をあげるようになったりと
悪循環となっていくリスクがあります。
犬がリードを噛まないようにするしつけ方
犬がリードを噛まないようにする
しつけ方は5つ挙げられます。
- リードを短く持つ
- リードを変えてみる
- 犬が嫌がるものをつける
- おもちゃではないと認識させる
- ストレスを改善させる
しつけ方【リードを短く持つ】
散歩中にリードを長く持つと
たるんだ部分がゆらゆらして
犬が気になってしまいます。
リードを短く持つことで
ゆらゆらすることもなく、
犬も噛める余裕がないので
自然と噛むことをしなくなっていくでしょう。
しつけ方【リードを変えてみる】
今使用している
リードの種類を変えてみるのも
一つの方法です。
犬が噛みそうな部分が
チェーンになっている
リードがありますので
試してみるのもいいかもしれません。
しつけ方【犬が嫌がるものをつける】
犬が口にすると嫌がる
ビターアップルなどの
苦味スプレーを
リードに吹きかけることで
犬はリードを噛めば苦いと学習するので
噛むことをしなくなります。
しつけ方【おもちゃではないと認識させる】
リードはおもちゃではないと
しっかりと犬に認識させましょう。
犬がリードを口に入れたら
「ダメ」などのコマンドを伝え、
口からリードを離すよう促します。
ここで無理やり引っ張ると
犬は引っ張り遊びと勘違いしてしまうため、
引っ張ることはやめましょう。
口からリードを離したら
しっかりと褒めてあげ、
また噛もうとしたときは
もう一度「ダメ」と強く伝えましょう。
時間がかかるかもしれませんが、
繰り返し行うことが大切です。
しつけ方【ストレスを改善させる】
犬がストレスを溜めている場合は
その原因を探り改善させることが
犬との信頼関係を築く上でもとても大切です。
犬のストレスに気付かずに
犬がリードを引っ張ることに対して
むやみに叱ってしまうと
その反動から犬とあなたの関係が
悪化してしまうこともあります。
まずは犬のストレスを
解消してあげることを意識してみてください。
散歩の時間を延ばしてみたり
歩くスピードやコースに変化を
つけてあげることで改善されることもあります。
また、
犬に寂しい思いをさせている時は
スキンシップを増やす時間を
作るよう努力してみましょう。
まとめ
あなたの犬が
どうしてリードを噛むのか、
その理由が見つかりましたか?
その犬の性格や原因に合った
しつけ法を見つけ、
徐々に正して散歩を行っていきましょう。
リードの噛み癖を
直さないままでは
散歩が行きにくいだけでなく、
飼い主との上下関係にも
今後関わっていきます。
犬としっかり向き合って
対処してきましょう。