散歩中に愛犬が
拾い食いして困っている方へ。
しょうがないことだと
諦めないでください。
この記事では、
犬が散歩中に拾い食いしてしまうのを
やめさせるトレーニング方法を
わかりやすく解説していきます。
目次
なぜ犬は拾い食いをするのか?
犬にとっては自然な行動で
汚いもの、危ないものとは
認識していないからです。
とはいっても
犬が何でもかんでも
拾い食いしているのではなく、
興味を持ったものだけです。
そのときはニオイを嗅いで
良し悪しを判断しており、
大丈夫だと思ったものを食べています。
しかし、その大丈夫が
犬の命を危険にさらすこともあるのです。
- 食べていけないものを口にして
中毒を引き起こす場合 - 腐っているものを口にして
嘔吐や下痢を起こす場合 - 食べ物のニオイのついた袋などを
誤って食べてしまい、
処置や手術が必要となる場合 - 食べ物に農薬などの毒物が
付着、混入されたものを食べ、
死亡や重篤な症状になる場合
上記のようにさまざまな危険が
拾い食いをすることで考えられるのです。
愛犬の命を守るために
拾い食いを止めさせることが必要となります。
犬の拾い食いをやめさせるためには
犬の拾い食いをやめさせるためには
拾い食いをしてしまったときに
叱るのではなく、
拾い食いしなかった時に
褒めることを意識して
トレーニングを進めていきましょう。
犬の拾い食い防止のために用意するもの
犬の拾い食いをやめさせるために
トレーニングをするにあたって
以下のものを用意しましょう。
- 犬用のおやつ
- リードと首輪
(ハーネスでもいいですが、
首輪の方がより効果的)
犬の拾い食いをやめさせるためのトレーニング方法
犬の拾い食いをやめさせる
トレーニング方法について
(1)~(4)の4つの手順に分けて
解説していきます。
犬の拾い食い防止トレーニングの方法(1)
静かな環境で犬が集中できる
10~15分程度で行います。
このとき
犬に首輪とリードを付けましょう。
一定の範囲内しか
動けないようにしたいので、
リードを飼い主が持つか
どこかに結び付け固定しましょう。
犬の拾い食い防止トレーニングの方法(2)
犬をリードで固定したまま、
届くか届かないかくらいの距離に
おやつを置きます。
おやつを取りたいと必死な犬が
飼い主の方を向き、
アイコンタクトがとれたら
ご褒美におやつを与えます。
犬の拾い食い防止トレーニングの方法(3)
次に「待て」という
言葉の合図をかけましょう。
合図のタイミングは
トレーニング方法(2)と同じように
リードで犬を固定し、
おやつを置いたら「待て」と号令をかけます。
アイコンタクトができたら
ご褒美におやつを与え、
一連の流れを繰り返しやってみましょう。
犬の拾い食い防止トレーニングの方法(4)
アイコンタクトでの
合図の意味を理解できるようになったら、
今度はごほうびの回数を
徐々に減らしていきます。
いずれはご褒美がなくても、
号令だけで動けるように練習しましょう。
また、
トレーニングをやる
環境や行う時間を
日によって変えてみましょう。
どんなときでも
どんな場所でも
号令でできることが大切です。
焦らず日数をかけて
トレーニングを積み重ねましょう。
そうすることで、
犬は飼い主の許可なく
食べ物は食べてはいけないことを
認識していきます。
まとめ
散歩中に拾い食いしてしまう
愛犬の命を守るためには
トレーニングが必要です。
1回のトレーニングには時間をかけずに、
何日もに分けて繰り返し行うことが大切です。
トレーニングが上手くいかず
挫けそうになっても、
愛犬を危険な目にあわす
可能性があること忘れずに、
犬の成長を楽しみながら頑張っていきましょう。