結論からいいますと
食べさせてもOKです!
では柴犬へかぼちゃを食べさせるとき、
どのようにして与えるのがいいのでしょうか?
この記事では
柴犬にカボチャを与えるメリットや
注意点について詳しく解説していきます。
目次
柴犬にとって、かぼちゃはおすすめの食材?
冒頭でもお伝えしましたが、
柴犬にかぼちゃを食べさせてもOKです。
かぼちゃは栄養満点で
柴犬の体にとって、
必要な栄養素が含まれています。
しかし、
いくら栄養満点とはいえ、
与え方を間違えてしまえば
栄養を吸収しにくいだけでなく、
柴犬の体調不良にもつながり兼ねません。
柴犬にかぼちゃを与える際は
与え方をしっかり理解して
意味のある食事にしていきましょう。
柴犬にかぼちゃを与える時の工夫
柴犬にかぼちゃを与える時の工夫として
以下の方法を参考にしましょう。
- 生のまま与えない
- 茹でたり蒸したりして加熱する
- 指で軽くつまんで潰れる柔らかさ
- 冷ました物を刻んだりマッシュする
- 硬い皮や種は取り除く
- 味付けはしない
柴犬にかぼちゃを与えるメリットとは?
柴犬にかぼちゃを与えるメリットは
野菜の中でもトップクラスとされる
豊富なビタミンによって
犬の体の健康維持に働きかけてくれる点です。
かぼちゃに含まれるビタミンには
主に以下のような種類があります。
- βカロテン(ビタミンA)
- ビタミンK
- ビタミンE
- ビタミンC
かぼちゃのメリット①【βカロテン(ビタミンA)】
βカロテンは犬の体内へ入ると
ビタミンAへと変わります。
そして、柴犬の視覚機能、
犬の皮膚や粘膜の健康を維持し、
犬の体の免疫力が高まることで
ガン予防にも効果があるとされています。
かぼちゃのメリット②【ビタミンK】
犬の骨を丈夫に保つために
ビタミンKは必要不可欠なビタミンです。
もしもビタミンKが不足してしまうと
犬の骨が弱くなってしまうだけでなく、
柴犬がケガをして出血した場合などに
血が止まりづらいといった症状があります。
子犬から老犬まで
どんな時期にも必要な栄養素といえます。
かぼちゃのメリット③【ビタミンE】
ビタミンEには
抗酸化作用があります。
細胞膜トラブルの原因となる
活性酸素に対抗して
柴犬の体の健康維持を手助けしてくれます。
また、老化防止にも効果的です。
かぼちゃのメリット④【ビタミンC】
ビタミンCには
ビタミンE同様に抗酸化作用があります。
柴犬にとってビタミンCは
体内で生成することができるため
必要ないと思われていますが、
柴犬の年齢や体質によっては
不足していることもあります。
特に、病気の柴犬や高齢の柴犬などは
摂取することを意識してあげるといいでしょう。
柴犬にかぼちゃを与える時の注意点
柴犬にかぼちゃを与える時の注意点は
以下の3つが挙げられます。
- 消化不良のリスク
- 与える量
- アレルギーのリスク
消化不良のリスク【柴犬のカボチャの注意点】
柴犬に加熱していないかぼちゃを与えると
消化不良を起こすリスクが高くなります。
必ずしっかり加熱したものを
小さくしてから与えるようにしましょう。
与える量【柴犬のカボチャの注意点】
柴犬に与えるかぼちゃの目安量は、
5㎏の小型犬の場合で10~20g程度にしましょう。
栄養豊富なかぼちゃですが、
柴犬に与えすぎたことが原因で
消化不良や肥満につながることがあります。
また、
ビタミンを過剰に摂取しすぎると
柴犬の食欲を低下させたり、
嘔吐してしまう柴犬もいます。
初めて柴犬にかぼちゃを与える時は
必ず極少量から与えていき、
その柴犬にとっての適量を与えるようにしましょう。
アレルギーのリスク【柴犬のカボチャの注意点】
柴犬がかぼちゃを食べたことで
アレルギーを引き起こす場合もあります。
アレルギー症状としては
- 下痢
- 嘔吐
- 皮膚のかゆみ
- 湿疹
- 目の充血
- 元気がなくなる など
その柴犬によってさまざまです。
この症状に該当すれば
必ずしもアレルギーとは限りませんが、
柴犬の様子に普段と違いがみられたら
早めにかかりつけの病院へ連絡しましょう。
まとめ
柴犬にかぼちゃを食べさせてもOKですが、
どんなものでも与えていいわけではありません。
例え加熱してあるかぼちゃでも
人間用に料理したものや加工品などは
塩分や糖分が含まれているため
柴犬の消化器官に負担をかけますので与えないでください。