子犬がずっとしゃっくりをしてて心配。。
飼い主は、様子を見てるだけでいいのでしょうか?
しゃっくりがなかなか止まらない場合は
動物病院で受診した方がいいのでしょうか?
この記事では
子犬のしゃっくりの原因や
対応策についてわかりやすく解説していきます。
目次
子犬のしゃっくりがおきる原理
子犬のしゃっくりは
人間のしゃっくりと同じ原理で発生します。
具体的には、
呼吸に関する筋肉(横隔膜など)が
痙攣(けいれん)することで
しゃっくりは引き起こるといわれています。
子犬のしゃっくりの原因
子犬のしゃっくりの原因として
以下の4つが挙げられます。
- 食べるスピードが速すぎる
- 餌の与え方が正しくない
- 不安などによるストレス
- 何らかの病気
食べるスピードが速すぎる【子犬のしゃっくりの原因】
子犬のしゃっくりの原因として、
関係している可能性が高いのは
餌を食べるスピードの速さです。
成長期の子犬は食欲旺盛なので
餌を出されると飛びついて
一気に全部食べてはいませんか?
焦って一気に食べてしまうと、
胃が急激に拡張していまいます。
この胃の拡張により
しゃっくりが誕生することが多々あるのです。
子犬にエサを与える際は
少量ずつお皿に入れてあげるなどの工夫が必要です。
餌の与え方が正しくない【子犬のしゃっくりの原因】
エサの与え方が正しくないことが
しゃっくりを引き起こす原因になることもあります。
餌の量が多すぎていたり、
餌の硬さが合わなかったり、
餌自体がその子犬に合っていないこともあります。
餌に表示されている
子犬の餌の適量を確認し、
ゆっくり噛んで食べられる餌の硬さをいろいろ試してみましょう。
不安などによるストレス【子犬のしゃっくりの原因】
ストレスや不安による緊張によって
子犬はしゃっくりすることがあります。
子犬は基本的に
環境適応能力が高いとされています。
しかし、慣れない家など
新しい環境に何らかのストレスや
不安は感じることはもちろんあります。
しゃっくりの他にも
怖がっていたり怯えていたりしている様子はありませんか?
特にまだ家に迎え入れたばかりだと
より注意して気を使う必要があります。
例えば、必要以上に撫でたり、
抱っこしすぎることは控え
そっと見守る意識をもつことが大切です。
何らかの病気【子犬のしゃっくりの原因】
稀ではありますが、
しゃっくりが病気と関連していることもあります。
考えられる病気として
以下のようなものが挙げられます。
- 神経的な異常
- 胃腸障害
- 循環器疾患
- 寄生虫感染 など
しゃっくりの頻度が多かったり、
長時間続いたり、他の症状として嘔吐や咳などはないか気にかけましょう。
もしも気になる症状がある場合には
動物病院へ相談又は受診することをおすすめします。
子犬がしゃっくりした時の対応策
子犬がしゃっくりした時、
止めるための対応策として次のことを試してみましょう。
- 水を飲ませる
- 驚かす
- 食べさせる
- 軽い運動をしてみる
- 鳩尾を軽く押したり擦る
ただし、
上記のようなことをしたからといって
しゃっくりが必ず止まるわけではありません。
おすすめな方法は、
飼い主の指に水をつけて
舐めさせるのを2~3回繰り返す方法です。
子犬のしゃっくりを止める対策として
この方法はとても効果的です。
最後に
子犬のしゃっくりの原因や
その対応策などについて、
なるべくわかりやすく解説しました。
少しでも愛犬家のあなたの役に立てばうれしいです。
子犬がしゃっくりする原因は
食事中や食後が多いとされていますが、
ストレスが原因であることもあります。
そして、しゃっくりの原因は
1つではない可能性もあります。
どんな時に、どのくらいの時間、
どのくらいの頻度でしゃっくりをしてるか。
愛犬を日々観察することで
しゃっくりの原因が何か、みえてくることでしょう。
原因を見つけてあげて
出来るだけしゃっくりが出ないように工夫してあげましょう。