抱っこを嫌がる子犬を
安心させる方法はある?
この記事では
子犬を抱っこするときの注意点だけでなく
子犬が抱っこを嫌がる原因や
正しい抱っこの仕方などについても
簡単にわかりやすく紹介していきます。
目次
子犬を抱っこする時の注意点とは?
子犬を抱っこするとき、
あなたはどのようにして抱っこしていますか?
子犬を安全に抱き上げるために
以下のような注意点を意識しましょう。
- 前足やわき腹を持たない
- 片手で持たない
- 後ろから抱き上げない
- 嫌がるのを無理やり抱っこしない
- 高い位置から下さない
子犬が抱っこを嫌がる原因とは?
子犬を抱っこしようとすると
嫌がったり、逃げ回っていたりしませんか?
もしも子犬が抱っこを嫌がるようであれば
嫌がる原因として主に次の2つが考えられます。
- 過去の嫌な経験(トラウマ)
- 自我の芽生え
過去の嫌な経験(トラウマ)【子犬が抱っこを嫌がる理由】
先ほど紹介したような注意点を意識せず
飼い主が子犬の嫌がる行動をしてしまうと
その子犬は抱っこを嫌がるようになってしまうことがあります。
- 前足やわき腹を持たない
- 片手で持たない
- 後ろから抱き上げない
- 嫌がるのを無理やり抱っこしない
- 高い位置から下さない
人間でも同じですが、
抱っこをされたときに嫌な思いをすると
同じ思いをするのが嫌で抱っこを避けるようになってしまいます。
子犬が抱っこされることに慣れるまで
しつこく抱っこすることは控えましょう。
また、
子犬を迎え入れた初日は嬉しいあまり
いっぱい抱っこしたくなりますが、
子犬は緊張や不安でいっぱいです。
子犬を長時間抱っこしたり、
かわるがわる家族が抱っこすることはやめましょう。
自我の芽生え【子犬が抱っこを嫌がる理由】
基本的に多くの犬は、
生まれてから生後6ヶ月頃までは
抱っこを受け入れやすいです。
しかし反抗期を迎えると、
抱っこを嫌がる犬もでてきます。
「子犬が嫌がるから。。」
といって抱っこをやめると
それ以降は抱っこさせてもらえなくなる可能性が高まります。
たとえ子犬が拒絶反応を示しても
おやつなどのご褒美を使いながら
1日1回抱っこする習慣をつけてみましょう。
子犬の正しい抱っこの仕方とは?
子犬の正しい抱っこの仕方を覚えると
危険を回避する手段が増えるため安心です。
それだけでなく
同時にコミュニケーションも取れるため
子犬との信頼関係を築けるきっかけにもなるでしょう。
子犬の正しい抱っこの仕方の手順については
次の①~③を参考にしてみてください。
- 正しい抱っこの仕方の手順①
- 正しい抱っこの仕方の手順②
- 正しい抱っこの仕方の手順③
子犬の抱っこの仕方【正しい手順①】
まずは飼い主がしゃがみ、
子犬の体を抱き寄せます。
そして、
子犬の胸の下から
飼い主の腕を通します。
反対側の手はお尻を支えましょう。
強い力で握ることは避けて
優しく持ち上げることを意識してください。
子犬の抱っこの仕方【正しい手順②】
子犬の体を抱き寄せた後は
自分の胸の前で子犬の体をしっかりと固定し
密着させたまま持ち上げましょう。
固定するといっても
優しく抱くことを意識してください。
子犬の抱っこの仕方【正しい手順③】
抱っこを終えた時はゆっくり下ろしましょう。
①のときのように
飼い主はしゃがんでから
子犬を足元へそっと下します。
もしもこの時に
子犬が暴れていたら
抱っこをしたままなだめてあげ、
気持ちが落ち着いてから下してあげるようにしましょう。
最後に
子犬を抱っこするときの注意点だけでなく、子犬が抱っこを嫌がる原因や、子犬の正しい抱っこの仕方などについても詳しく紹介しました。
子犬を抱っこするときに
正しい抱っこの仕方を飼い主が覚えていれば、
子犬を不安にさせることを最小限に抑えることができます。
まずは子犬が新しい家に来て
その環境に慣れてきたころから少しずつ始めてみましょう。
飼い主が緊張すると子犬にも
その緊張感が伝わってしまいますので
リラックスして優しく抱き上げることを意識してみてください。