犬の問題行動に悩まされてはいませんか?
犬はなぜそのような行動をとるのでしょうか?
意味があるのでしょうか?
この記事では犬の問題行動とは何か?
問題行動を起こす理由についても詳しく説明していきます。
目次
犬の問題行動とは何か?
犬の問題行動として考えられるものは次のようなことが挙げられます。
- トイレの不始末
- 噛みつき
- 無駄吠え
- 飛びつき
- 食糞行動 など
このような行動は
犬にとっては自然な行動であって
飼い主を困らせるためにしている
といった訳ではないため犬自身は問題とは思っていません。
しかし、
これから愛犬と生活していくためには
飼い主には困る行動だということをわかってもらう必要があります。
そのためには
愛犬はなぜそのような行動をするのか、
行動の理由を知ってあげることが大切です。
犬はどんな気持ちなの?問題行動の理由について
犬が問題行動を起こす場合、
そのままにしておくことも
やめなさいとただ叱りつけることも
解決策としては望ましくありません。
まずは犬はなぜその行動をとるのか、
気持ちを理解してあげることで
適切な対処法を見つけることができるでしょう。
また、
行動理由がわかることで
飼い主自身がその行動を問題と思わなくなることもあります。
犬の問題行動別に
考えられる行動の理由について以下に挙げてみました。
- トイレの不始末
- 噛みつき
- 無駄吠え
- 飛びつき
- 食糞行動
犬の問題行動①【トイレ】
トイレトレーニングをしても
なかなかトイレトレーの上で排泄出来ない犬がいます。
その理由に犬は野生の頃、
巣穴を寝床としていました。
寝る場所に排せつすることは
衛生的に良くないことが本能的にわかっています。
そのため、
野生でなくなった今でも
寝床であるサークルやケージの中で
トイレをするのが嫌で別の場所にしたがっているかもしれません。
犬の問題行動②【噛みつき】
犬が噛みつく問題行動は
どういう理由から噛みついてしまうのかを知る必要があります。
噛みつく行動には
次のような理由が考えられます。
- 好奇心
- 構ってほしい
- 手をおもちゃとして遊んでしまう
- 甘噛みがエスカレート
- 歯がかゆい
- 触られたくない
- 怖い など
このように噛みつきといっても
それぞれ抱いている気持ちが違います。
- 楽しさや興味から噛みつくこと
- 生理的な行動によるもの
- 恐怖心からの攻撃的なもの
大きく分けると3つに部類され、
それに合ったしつけやトレーニングが必要となります。
犬の問題行動③【無駄吠え】
無駄吠えは犬が自分の意思を表しています。
何かを要求するために吠えていたり、
警戒し威嚇の為に吠えている場合もあります。
最初は何に吠えているのかわからず
叱ったりしてしまうことがあるかもしれません。
しかし、
間違った対処をすると
無駄吠えが酷くなってしまうこともあります。
叱るよりも何に対して吠えているのか
理由を知ることで無駄吠えをなくす糸口が見つかります。
犬の問題行動④【飛びつき】
飛びつきには
嬉しくて興奮のあまり飛びつく場合と
欲しいものが高い位置にあるとき、
それをとろうと飛びつくことがあります。
どちらの場合にも
気持ちを落ちつかせたり、
おすわりなどのしつけができていると
気持ちを上手くコントロールしてあげられるようになります。
犬の問題行動⑤【食糞行動】
食糞行動は珍しい行動ではありませんが、
飼い主がやめさせたい行動の1つといえます。
食糞する原因には以下の理由が考えられます。
- トイレが汚い
- お腹がすいている
- 便から美味しそうな匂いがする
- 食べるのが癖になっている
- 飼い主にかまってもらえる
まずは、
排泄したら速やかに片づけるようにし、
トイレを清潔な空間に保つことを心がけて下さい。
構ってほしくてやっている場合は
食糞しても無視をして
構ってもらえるわけではないことを示すようにしましょう。
まとめ
犬の問題行動は
飼い主にとって困る行動であって
犬自身が困る行動ではありません。
しかし、
一緒に暮らしていくには
やめさせるべき行動ではあります。
正しいしつけ方をすれば犬も理解し、
その問題行動はなくなっていきます。
まずはなぜその行動をするのか、
犬の気持ちを理解することから始めましょう。