日本人にとっての健康食といえば
上位にその名が挙がってくるであろう納豆。
この納豆は、柴犬にとっても
健康食材といえるのでしょうか?
この記事では
柴犬に納豆を食べさせてもOKか、
納豆を与えるメリットや注意点について
簡単にわかりやすく解説していきます。
目次
柴犬に納豆を食べさせてもOK?
結論からいうと
柴犬に納豆を食べさせることはOKです。
人間と同様、
柴犬にとっても納豆の栄養成分は
体にとって良いものとされています。
人間用の納豆を与えることも可能ですし、
最近では柴犬用の乾燥納豆なども売られています。
嗅覚が優れている柴犬に
納豆のニオイは大丈夫なの?
と心配される方もいらっしゃいますが、
意外にもニオイを嫌がらずに食べる柴犬が多いです。
柴犬に納豆を与えるメリットとは?
柴犬に納豆を与えるメリットは
健康食材とも言われる
その豊富な栄養成分にあります。
- ナットウキナーゼ
- ビタミンK
- ビタミンB群
- カルシウム
- 食物繊維
納豆のメリット①【ナットウキナーゼ】
納豆に含まれるナットウキナーゼは
柴犬の体内の血液をサラサラにして
血栓が作られることを防ぐ働きがあります。
なので、心臓病や脳梗塞の予防に効果的です。
納豆のメリット②【ビタミンK】
ビタミンKには
骨からカルシウムが流出するのを防ぐ働きがあります。
また、ナットウキナーゼと同様に
柴犬の血液の状態をサラサラにし
バランスよく保つ効果もあります。
納豆のメリット③【ビタミンB群】
納豆に含まれているビタミンB群は
細胞の成長や再生を助ける働きがあります。
そのため、
柴犬の被毛をツヤツヤにする効果あります。
納豆のメリット④【カルシウム】
納豆にはカルシウムが含まれているため
柴犬の骨を丈夫にしてくれます。
また、納豆のネバネバの中の
ポリグルタミン酸という成分は
カルシウムの吸収を促進させるので
さらに骨を丈夫にする効果を発揮します。
納豆のメリット⑤【食物繊維】
便秘になりがちな柴犬には
納豆に含まれる食物繊維によって
便秘解消効果が期待されます。
また食物繊維だけでなく、
納豆菌、オリゴ糖も含まれているため
腸の中の善玉菌を増やし、
悪玉菌の働きを抑制してくれるので
腸内環境を整える効果が高いです。
柴犬に納豆を与える時の注意点とは?
柴犬に納豆を与える時の注意点として
- 消化によくしてあげること
- アレルギーに気を付けること
この2つが挙げられます。
消化に良くする【柴犬の納豆の注意点】
柴犬に納豆を与える時には
粒が大きいものの場合は
細かく刻んであげましょう。
始めからひき割り納豆を選べば
その手間を省くことができます。
また、
与えすぎてしまうと消化不良で
下痢などを起こす場合があります。
小型柴犬なら1パックの1/3~1/4程度、
中、大型柴犬なら1パックの1/2程度を
目安に与えるようにしましょう。
人間と同じ納豆を与えることはよいですが、
塩分や香辛料を加えると柴犬の臓器に負担がかかるので、
付属しているタレやカラシは入れないようにしましょう。
大豆アレルギー【柴犬の納豆の注意点】
柴犬でも大豆アレルギーを
発症する場合があります。
なので、
初めて与える時には豆2、3粒と
極少量から様子を見て与えましょう。
アレルギーがある場合、
下痢や嘔吐、体の痒みや
湿疹など柴犬によって症状はさまざまです。
何かしらの異変が見られた場合には
アレルギーが疑われますので
動物病院へ診察したほうが良いでしょう。
最後に
柴犬に納豆を食べさせることはOKですが、
いくら健康食材といっても与えすぎは良くありません。
適量与えていくことで
血液の循環を良くしたり、
腸内環境を整えてくれたりするので
欲しがっても与えすぎには気をつけましょう。
普段のドッグフードのトッピングに納豆を加えて
健康的な体作りを目指してみてはいかがでしょうか?