子犬も便秘になるのか?
そもそも子犬の便秘とは
どのような症状をいうのか?
また、飼い主が子犬の便秘を
解消してあげる方法はあるのか?
この記事では
子犬の便秘の症状や原因だけでなく
解消方法などについてもわかりやすく解説していきます。
目次
子犬も便秘になる?
結論からいいます。
たとえ子犬の時期でも、
犬は便秘になることがあります。
犬も人間同様に個体差はあるものの、
基本的に子犬の場合は
食事の回数と同じ位の回数ウンチをします。
子犬は消化器官がまだ未熟なため、
成犬よりもウンチの回数は多くなるのです。
※便秘の基準についてですが
便が出ていない期間が2日以上続くと、
その状態は「便秘」であると判断されるそうです。
注意点ですが
毎日ウンチが出ているからといって
必ずしも便秘と無関係だとは言い切れません。
愛犬が苦しまないためにも
便秘の予防をする意識を忘れないでほしいです。
子犬が便秘になったときの症状とは?
子犬が便秘になると
以下のような症状がでることがあります。
- 食欲不振
- 体調不良
- お腹の膨らみ
- ウンチの量が少量
- ウンチが出ない
ウンチの状態によって
便秘かどうかを判断することができます。
- 掴んでも形の崩れない硬いうんち
- 小さくコロコロしたウンチ
- 真っ黒なウンチ
いずれかに該当する場合には便秘の疑いがあります。
子犬が便秘になる原因とは?
子犬が便秘になる原因として
以下の4つのことが考えられます。
- 水分不足
- 餌が合わない
- 運動不足
- ストレス
水分不足【子犬の便秘の原因】
冬の時期だと寒くて
水分が取りづらくなるため
子犬は便秘を引き起こしやすくなります。
ただ単に水を飲むように勧めても
なかなか飲んでくれないので
水分を取りやすくするための工夫が必要です。
餌が合わない【子犬の便秘の原因】
食べている餌が原因で
子犬は便秘になることがあります。
子犬に限らず犬というのは
トウモロコシや小麦などの穀物に含まれる
動物性タンパク質の消化が苦手です。
こういった食べ物を食べたことで
消化不良が起こり子犬は便秘になることがあるのです。
運動不足【子犬の便秘の原因】
子犬は運動不足によって
腸の動きが悪くなり便秘になることがあります。
子犬であっても
適度な運動が必要となります。
ストレス【子犬の便秘の原因】
新しい家に来たばかりの子犬は
急な環境の変化によりストレスを感じ
便秘になってしまうことがあります。
※長期で旅行へ連れていったり
部屋の配置を大きく変えたりするだけでも
環境の変化を感じた子犬は
ストレスをかかえることがあります。
また、長時間一人でお留守番なども
犬にストレスを与える原因のひとつです。
子犬の便秘解消方法とは?
子犬の便秘解消に効果的な方法は
次のようなことがおすすめです。
- 栄養バランスの取れた餌にする
- 餌そのものに水分を加える
- 食物繊維豊富な野菜や果物を与える
- お腹や背中をマッサージする
- 体を使って遊ぶ時間を作る
- 犬用のミルクを与える
- 留守中寂しくないように工夫する
- 腸にいいサプリメントを与える
(乳酸菌・オリゴ糖・ビフィズス菌など)
最後に
子犬の便秘の症状や原因だけでなく
解消方法などについても
なるべくわかりやすく解説しました。
少しでも愛犬家のあなたの役に立てば幸いです。
子犬も便秘になることがあるので、
ウンチの回数やウンチの状態など、
日頃から確認する習慣をつけるようにしましょう。
そうしておくことで
いち早く犬の便秘に気が付いてあげることができます。
また、便秘を繰り返さないためにも
便秘の原因をできる限り突き止め、
子犬に合った解消方法を見つけてあげましょう。
便秘だからといって安易に考えず、
あまり長く便秘が続くようであったり
頻繁に便秘が起こるようであれば、
かかりつけの獣医師さんに相談してみましょう。