犬の避妊手術後に、飼い主が注意するべき点をまとめました。

犬の避妊手術後には
どんなことに注意すべきでしょうか?

 

飼い主ができるケアはあるのでしょうか?

 

この記事では
犬の避妊手術後に
飼い主が注意すべき点をわかりやすくまとめました。

 

犬の避妊手術とは?

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犬の避妊手術とは、
メス犬の卵巣もしくは
卵巣と子宮を取り除くことで生殖能力をなくす手術のことです。

犬の避妊手術は
生後5か月以降の適正時期に行い、
身体的リスクを最小限に抑えた状態で
手術に臨むことをおすすめします。

 

犬の避妊手術後に飼い主が注意すべき点

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犬が避妊手術を終えた当日は
基本的にはすぐにお家へ帰りません。

1泊もしくは
術後の回復具合によっては2泊することもあります。

そのため、
体力的にも精神的にも疲れているはずです。

手術を終え帰ってきた愛犬に
どのように接してあげることが望ましいのでしょうか?

 

避妊手術後に飼い主が注意すべき点を以下にまとめました。

  • 安静にする
  • 患部を触らない
  • 散歩
  • 食事
  • 排泄
  • シャンプ

注意点①【安静にする】

基本的に手術日から5日程度は
傷口が開いてしまう可能性があるため
なるべく安静にしてもらいましょう。

部屋の中を多少歩き回るくらいは大丈夫です。

注意点②【患部に触らない】

患部は触らないことが鉄則です。

傷口を舐めて菌が入り化膿すると、
腹膜炎を起こして再手術となる場合もあります。

触らないようにするために術後服や
男の子用のマナーベルトを代用したり、
エリザベスカラーを付けるなどして傷口を保護しましょう。

 

また、抜糸するまでは
横抱っこや仰向け抱っこは避け、
お腹を下にして傷口を触らないように抱っこしてください。

注意点③【散歩】

担当獣医師によってさまざまですが、
3日~1週間程度は安静にしておくことが勧められます。

特に手術後2~3日間は、
腹圧がかかって傷口が開いたりしないように
散歩など運動全般は控えましょう。

少しずつ短い距離から
散歩を始めていく場合でも
抜糸までは激しい運動はしないでください。

 

注意点④【食事】

手術を受けた直後の数日は
犬は食欲が低下する傾向にあります。

そのような場合、

  • フードをふやかす
  • フードを温める

このように食べやすく食欲が沸くような工夫をしてみましょう。

 

3日経っても食べる様子がなければ
獣医師に相談しましょう。

 

その逆に、
傷を治すために本能で栄養を付けようと
食事を頻繁に欲しがる犬もいます。

避妊手術で生殖器を取り除くと
それを機能するための
エネルギーを消耗しなくなるため、
15~30%ほど基礎代謝が下がるとされています。

今まで通りの食事量や
手術を頑張ったからといって
たくさん与えすぎてしまうと肥満になる恐れがあります。

 

注意点⑤【排泄】

犬によってさまざまですが、
手術後はしばらく排便がないことがあります。

その原因として以下のようなことが考えられます。

  • 傷口が痛くて力めない
  • 絶食による排便サイクルの変化
  • 環境の変化
  • 心身的疲労

 

ほとんどの場合
2~3日様子を見ても大丈夫ですが、
お腹の張り感、水を飲まない、発熱、
力んでも全く排便されないなど、
気になる症状がみられる場合は動物病院へ受診しましょう。

 

注意点⑥【シャンプー】

傷口を清潔に保つことは大切ですが
術後すぐに犬にシャンプーすることはやめましょう。

おおよそ2~3週間空けてから
シャンプーすることが望ましいです。

抜糸が必要な場合は、
抜糸後の2~3日後に行いましょう。

手術後の犬にシャンプーをする際は
傷口を刺激しないように優しく洗ってください。

 

 

まとめ

犬の避妊手術後に
飼い主が注意するべきことはたくさんあります。

かかりつけの獣医師によって
考え方が違うため、
術後のケアの仕方をよく聞いておきましょう。

 

愛犬は体力だけでなく
精神的にも疲れて帰宅するはずです。

そのためにも
自宅でしっかりサポートして
また元気に散歩に行けるように優しく寄り添ってあげてください。

 

 

 

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