犬もうつ病にかかるって本当?
はい、本当です。
しかし犬の場合、
どんなことがうつ病だといえるのでしょうか?
この記事では
犬のうつ病の原因や症状、
また予防対策についても詳しく解説していきます。
目次
犬もうつ病にかかる!その原因とは?
冒頭でもお伝えしたように
犬もうつ病にかかることがあります。
その犬が抱えているストレスによって
引き起こす心の病気で、
原因には以下のようなことが考えられます。
- コミュニケーション不足
- 運動不足
- 長時間の留守番
- 飼い主の機嫌が悪い
- 生活環境の変化
犬のうつ病の症状とは?
もしかしたら愛犬がうつ病かもしれないと
いち早く異変に気が付くことができれば
重症化を防ぐことができます。
そのためにも
犬がうつ病になってしまったとき、
どのような症状が見られるのか知っておきましょう。
犬のうつ病の症状には
以下のようなことが挙げられます。
- 元気がない
- 散歩を嫌がる
- 食欲の変化(過食または拒食)
- 下痢
- 嘔吐
- じっとして動かない
- 寝てばかりいる
- 手足を噛んだり舐め続ける
- トイレで排泄しなくなる
- 何時間も吠え続ける
- 呼びかけに応答しない
犬のうつ病の予防対策とは?
犬がうつ病にならないためには
予防することが大切です。
普段の生活で少し気にかけてあげるだけでも
予防対策になるため、
次の2つのことを意識して生活していきましょう。
- スキンシップの時間
- 留守中の工夫
犬のうつ病予防①スキンシップの時間
犬のうつ病の予防に一番効果的なのは
スキンシップの時間を大切にすることです。
- 撫でてあげる
- 名前を呼んであげる
- 散歩へ行く
- 好きな遊びをする
コミュニケーションの取り方には
いろいろ方法がありますが、
時間が取れない場合でも
毎日話しかけたり撫でてあげるだけでも違います。
犬のうつ病予防②留守中の工夫
犬が留守中の寂しさや不安を
軽減させてあげる工夫や
過ごしやすい環境づくりを整えるように心がけましょう。
- 部屋の温度や湿度を適温にする
- 照明を調整する
- テレビやラジオをつける
- 飼い主のニオイのついたものを置く
- ケージの大きさが適切か見直す
- ペットシッターなどを利用する
留守中の環境を整えてあげたり、
ひとりの留守番時間が
長い日が続くような場合は
ペットシッターを利用してみるなど検討してみましょう。
犬のうつ病の治療方法とは?
犬がうつ病の疑いがあるときや
うつ病の症状が多数みられる場合には
かかりつけの動物病院へ受診しましょう。
まず病院へ受診すると
治療の前に体調に悪いところがないか
血液検査等を行います。
大きな問題が見られない場合、
向精神薬や分離不安の治療薬などを投与します。
しかし、
内服薬だけでは
根本的な治療解決にはならないため、
飼い主との普段の生活を見直すことが必要となります。
まとめ
犬がうつ病なる一番の要因は
コミュニケーション不足です。
長時間でなくても構いませんので
毎日の限られた時間のなかでも
犬と接する時間を大切に過ごしましょう。
もしもうつ病になってしまった場合には
獣医師に相談するとともに、
飼い主も愛犬と一緒に向き合っていきましょう。