犬のお腹がキュルキュルなる?!
どんなことが原因で
犬のお腹が鳴っているのでしょうか?
空腹?消化不良?
それとも違う原因があるのでしょうか?
この記事では
犬のお腹がキュルキュルなる原因について
詳しくまとめていきます。
目次
犬のお腹がキュルキュルなる原因
犬のお腹がキュルキュルなる原因は複数あります。
音だけでどうやって判断すればいいのだろうと
思うかもしれませんが、
犬のお腹が鳴るタイミングによって
その原因を突き止めるヒントになります。
- 食前に鳴る場合
- 食後に鳴る場合
- 時間に関係なくに鳴る場合
- お腹が緩いときに鳴る場合
- 便が出ない時に鳴る場合
- 食欲不振や元気がないときに鳴る場合
食前に犬のお腹が鳴る場合の原因
食前に、または食後から時間経っている時に
犬がキュルキュルとお腹を鳴らした場合、
空腹によってお腹が鳴っていることが考えられます。
人間同様、
お腹がすくと犬もキュルキュルと鳴るのです。
しかし、あまりにも
お腹の鳴る頻度が多い場合は
食事が足りていない可能性があります。
食事の時間や量または回数を
見直す必要があるかもしれません。
食後に犬のお腹が鳴る場合の原因
食後に犬のお腹が鳴る場合は
食べたドッグフードを消化している音でしょう。
しかし、
消化して腸が動く音だけでなく、
食べたフードが合わない場合に
消化不良でキュルキュルとなることがあります。
もしも頻繁にお腹が鳴る場合は、
ドッグフードを変えてみましょう。
胃腸が弱い犬には
穀物フリーのドッグフードがおすすめです。
時間に関係なく犬のお腹が鳴る場合の原因
時間に関係なく犬のお腹が鳴る場合は
ストレスが原因で胃腸の動きが悪くなり、
お腹が鳴ってる可能性があります。
スキンシップが足りなかったり、
運動不足だったりと
何かしらのストレスが原因です。
愛犬にとって
どんなことがストレスになっているのか、
そのストレスを発散や
軽減させてあげることが一番の解決方法でしょう。
犬のお腹が緩いときに鳴る場合の原因
いつもの便の様子と比べて緩かったり、
下痢症状などがあってお腹が鳴る場合は
犬の胃腸が弱っていると考えられます。
一時的なものかもしれませんが
元気がない様子であったり、
症状が長く続くようであれば
早めに動物病院へ受診しましょう。
便が出ない時に犬のお腹が鳴る場合の原因
犬の便秘が続いているときに
腸内にガスが溜まってしまい、
お腹がキュルキュル鳴る場合があります。
水分を取ることや食物繊維の多い食べ物、
お腹の調子を整えてくれるようなものを
ドッグフードのトッピングやおやつに
取り入れてみましょう。
食欲不振や元気がないときに犬のお腹が鳴る原因
食欲不振や元気がないときに
犬のお腹が鳴る場合は、
内臓機能が低下している可能性が考えられます。
その原因は運動不足によるものです。
散歩時間や回数が少なく
運動しない日が続くと
お腹も空かなくなり食欲不振になることがあります。
そうすると
胃腸の働きが低下するだけでなく、
内臓機能全般にも影響を及ぼします。
その犬にとって必要な運動量を満たすと
次第に食欲も戻ってくることでしょう。
犬のお腹がキュルキュル鳴るのを止める改善方法
犬のお腹がキュルキュル鳴るのを
止めてあげるには原因を探る必要があります。
上記の①~⑥のなかで
当てはまる原因がわかれば対処しやすいでしょう。
しかし、必ずしも原因が
突き止められるわけではありません。
そんな時には、犬に与えている
食事を見直してみましょう。
今食べているドッグフードは
犬の体質に合っているのか?
消化しやすいものか?
栄養バランスは偏っていないか?
腸内環境を整えてあげるための工夫を行ってみましょう。
また、
腸内の善玉菌を増やし動きをよくしてくれる
サプリメントなどもありますので、
キュルキュルなるのが頻繁であれば
獣医師に相談してみましょう。
犬のお腹がキュルキュル鳴る!病気の可能性はある?
犬のお腹がキュルキュルと鳴るだけだからと
安易に考えてはいけないこともあります。
継続的に続くような場合や
他に症状が見られる場合には
以下のような病気の可能性も考えられます。
- 鼓腸(こちょう)
- 胃腸炎
- 膵炎
- 子宮蓄膿症
- 胃拡張
- 胃捻転
ぐったりとして元気がない、
また元気であっても
長期的に症状が続く場合には
一度動物病院での診察をおすすめします。
最後に
犬のお腹がキュルキュルなる原因は
人間にも当てはまるようなことばかりです。
食事の面や運動面、精神的な面と
何らかの原因があってお腹が鳴ります。
その犬の原因を見つけて
正常な胃腸の動きを取り戻せるように
飼い主としてサポートしてあげましょう。
また、
病気と関連している場合もあるため
症状が続く場合や
他にも気になる症状がある場合には
かかりつけの病院で診てもらうようにしましょう。